参考写真 7月19日、全日本ジュニアサーフィン選手権の開会式参加し、その夜写真を整理しているときに、その事件が起きました。私は、デジカメの写真整理に「IrfanView」を使っています。しかし、設定を変えたまま使用したことによって、この日撮影したデータを全て、同じファイル名で上書きしてしまいました。すなわち、一枚を除いて、約80枚の写真ファイルが無くなってしまったことになります。
 こんな経験は初めてなので、冷静に対応しなくてはと、まずは心を静めました。そして、様々ある削除したファイルをサービスやソフトを捜しました。結局、その中で使ったのは、この種のシステムでは珍しいウェッブサービスである株式会社 市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX 画像復活.com」です。
 「SILKYPIX 画像復活.com」は、デジタルカメラ等で使用されるSDカードやコンパクトフラッシュなどの外部メモリーカードからデータを復元するウェブサービスです。指定されたメディアに残された対応形式データを全てを復元し、また、削除・フォーマット等によって失われたデータ、OSが認識できないメディアのデータも復元することができます。復活ウィザードに従って処理を進めることにより、誰でも簡単に操作することができます。
 メディアを隅々までチェックし、ファイルとして認識可能なすべてのデータブロックをファイル化します。そのため、PCで正常に読むことができるファイルも復活の対象になります。ファイル名は復元されません。機械的に連番が割り当てられます。大容量のメディアの場合、復活ファイル数が数百枚を超える場合があります。また、復活処理には時間がかかる場合もあります。さらに、このサービスは、RAWファイルの復活にも対応しているのが嬉しいです。
 私の場合は、16Gのコンパクトフラッシュを復活させましたので、CATVのインターネット環境で、全て終了するのに40分程度掛かりました。結果は、削除してしまったファイルを含め、450枚のファイルを見事に復活してくれました。
 画像復活.comは有料サービスです。ただし、10枚までは無料で復活内容を確認することができます。10枚までの復活内容と復活できる可能性があるファイル数をご確認の上、11枚目以上を復活するかしないかを検討することになります。11枚以上のファイルを復活する際の利用料は2,000円です。上限はありません。このサービス利用料はメディア1枚に2000円となります。
 私の場合は、カードで清算しました。
 あまり何回もお世話になることのないサービスなので、1回当たり2000円は妥当かもしれません。
参考:「SILKYPIX 画像復活.com」のホームページ