公明 自民4候補を推薦 小幡陣営から依頼も
茨城新聞(2009/07/31)
8月30日投開票の衆院選で、公明党は30日、県内小選挙区に立候補を予定している自民党前職の公認候補7人のうち、2区の額賀福志郎氏、3区の葉梨康弘氏、4区の梶山弘志氏、6区の丹羽雄哉氏の4人を第1次として推薦すると発表した。同党県本部は「1、5、7区は事務作業が遅れている。条件が整い次第、全区で推薦できるよう努力したい」としている。
推薦は党本部の常任役員会で正式決定した。県本部は公示前の第3次推薦までを視野に残る3氏の扱いを検討していく。
自民県連側からは27日に7人全員の推薦要請があった。個々の陣営からは昨年来打診があるといい、県本部は比例票での協力や支持者の理解を得られた陣営から推薦を決めた。
県本部は、連立10年になる自公の関係を尊重する方針で、県本部の足立寛作代表代行は「自民への逆風もあるが、実のある連携を図りたい」と話した。
仮に推薦から漏れた場合も「今回の政権選択選挙は自公対民主の一騎打ちの構図。実質的な協力はすでに始まっている」(井手義弘幹事長)として、協力態勢を取っていく。
衆院と同日選の知事選については、元国土交通事務次官、小幡政人氏=自民推薦=陣営から推薦依頼があり、県本部は対応を検討している。
前回の衆院選で公明は1、2、6区の自民候補を先行して推薦。3、4、7区は公示前日に追加推薦し、5区は唯一推薦に至らなかった。
7月30日、公明党は自民党公認で衆院選に立候補予定の小選挙区候補の第一次推薦を発表しました。この日午前中の党常任役員会が開かれ、第45回衆院選での与党の選挙協力の一環として、小選挙区における自民党の公認予定候補のうち、推薦候補者92人(第1次)が決定されたものです。
茨城県内では、2区の額賀福志郎氏、3区の葉梨康弘氏、4区の梶山弘志氏、6区の丹羽雄哉氏の4予定候補を推薦決定しました。
1区の赤城徳彦氏、5区の岡部英明氏、7区の永岡桂子氏については、引き続き検討を続けることにしています。
推薦決定の有無にかかわらず、各小選挙区の地元では連立与党の勝利に向けて、各議員レベルの選挙支援が行われています。
なんだか一貫性がないですね〜。
立候補予定者の中には、国政の重要ポストに就きながら、政治とカネをめぐる問題で国民的不信を惹起した方もいるのでは?
そういう所行に目をつぶってまで比例区の全国得票数を伸ばしたいの? と思ってしまいます。
公明党は前回マニフェストの達成率が非常に高いことを売りにしているのだから、その路線に立てば、政治とカネの問題については、選挙を待たずして、「今」から厳しい目で周囲を見ていくぞ、いい加減な人は応援しないぞ、という姿勢を茨城県から発信するべきと思います。