7月26日、公明党茨城第1総支部主催の「公明党時局講演会」が、水戸市の県民文化センターで盛大に開催されました。
 この日の時局講演会には、比例区予定候補の石井啓一県本部代表を始め、地元水戸市の加藤浩一市長、茨城町の小林宣夫町長、大洗町の小谷隆亮町長、城里町の阿久津藤男町長など多くのご来賓もご参加いただきました。
参考写真 時局講演会の冒頭、先の東京都議選で2期目の当選を果たした高倉良生都議(中野区選出)が御礼の挨拶を行いました。高倉都議は日立市の出身で水戸育ち。中学高校を水戸で過ごしました。高倉都議は、「茨城の皆様からも力強いご支援をいただき、23名の候補者全員当選という完全勝利を果たすことができました。誠にありがとうございました」と感謝のことばを述べました。その上で、都議会第一党となった民主党に対して「新型インフルエンザの治療薬であるタミフルやリレンザの備蓄に反対するなど、都民を守ろうとする意識の欠如は甚だしい」と厳しく語りました。
参考写真 挨拶に立った石井県代表は「今回の衆院選は、国民の皆様に重大な判断を求めています。『自民か、民主か』の二者択一を迫るようにマスコミが煽っています。しかし、現実の政治を見てみると、まちがいなく政権を任される責任ある政党が存在し、二大政党制に近づいていると言えません。解散に至るまでのゴタゴタやたび重なる迷走劇をみせつけられては自民党への『不満』が積りにつもっていることも事実です。一方、民主党は、財源の裏付けがない人気取りの政策を打ち出し、『政権交代』というスローガンを繰り返すだけです。そして、何よりも党首2代に連続して重大な政治献金疑惑が発覚しても、フタをしてしまって、国民にきちんとした説明責任を果たそうとはしません。民主党への『不安』は、投票日が近づけば近づくほど高まりを見せています」と、現在の政局を鋭く指摘しました。
 さらに、「不満の自民党と不安の民主党には任せられないというのが大多数の国民の声です。三つ目の選択肢はないのか!ここに、公明党が二大政党のうねりの中で、日本の政治のど真ん中で毅然として存在していなければならない大きな理由があります」と力強く呼びかけました。
参考写真 続けて、「厳しい状況が続く日本の景気をどのように回復し、経済発展につなげるのか。進行する少子高齢化に対し安心の社会保障を築く道筋をどう描くのか。政治不信を高める「政治とカネ」の問題にどう終止符を打つのか。日本が直面するあらゆる課題を解決に導く具体策が求められています。問われているのは、「政権担当力」なのです。ここに、今回の衆議院選の大きな意味があります」と強調しました。
 石井県代表は、公明党の実績を語り、重点政策(マニフェスト2009)を説明し、「清潔政治を実現し、命を守る政治、人を育む政治、そして緑の産業革命で経済を活性化し雇用創出をめざす公明党に、力強いご支援をお願いいたします。北関東比例区で3議席の奪還をさせてください」と訴え、挨拶を締めくくりました。
 水戸市での時局講演会には、茨城県出身の人気ピン芸人「赤いプルニューム」も駆け付け会場から大きな喝采を受けていました。最後に、出席者全員で勝ちどきを行い、衆院選大勝利に新たなスタートを切りました。