
長野県動物愛護センター(ハローアニマル)は、動物について学び、ふれあいを通じて命の大切さや相手を思いやる気持ちを育み、人と動物が共生する潤い豊かな社会の実現を図るための施設です。いわゆる保健所などで保護された犬猫を処分する施設ではありません。福祉施設等への動物介在活動(AAA)、病院への動物介在療法(AAT)、学校への動物介在教育(AAE)を3本柱とする広義のアニマルセラピー事業を中心に事業を展開しています。


平成12年に、19億円の事業費で長野県動物愛護センターがオープン。動物のもつ癒しの効果を主眼とする各種の事業が展開され始めました。
平成13年には、松本地区で「地域ねこ」のボランティア組織「ねこの会」が結成されました。広場ごとに、そこに集まるねこを管理し、虚勢・避妊を行い様々な病気のワクチンを接種するなどの活動を行っています。
現在、長野県動物愛護センターでは、動物ふれあい教室、職場体験事業、ふれあい訪問、動物に関する相談室、犬猫の譲渡会など多彩な議業を行っています。また、この施設は、アニマルシアター、図書ルーム、どうぶつ探Q館、 犬のプレイルーム、ねこのプレイルーム、ハロードーム、ドッグランなどを完備し、年間10万人弱の県民が訪れています。
茨城県の動物愛護行政を考えるとき、非常に参考となる視察でした。小林所長には、長時間にわたり懇切丁寧なご説明をいただき、深く感謝申し上げます。
