10月8日に発生した土浦宍塚の突風被害。水戸地方気象台などは、その原因を「竜巻」と推定されると発表しました。発生時間に現場付近の上空を発達した積乱雲が通過中だったことや、被害が帯状に分布し、風向きが回転していたためです。竜巻の強さは「藤田スケール(F)」では、0〜5の6段階で示すでいずれも下から2番目のF1(風速33〜49メートル)と推定されていまする。
参考写真 宍塚地域の竜巻は午前5時5分ごろ発生。東西約100メートル、南北約600メートルの範囲で信号機や電柱が折れ曲がり、道路にはガラスや瓦片が散乱。県道土浦学園線に面した宍塚郵便局の屋根は吹き飛びました。土浦市の調査では全壊1棟、半壊11棟、損壊94棟の合計106棟で窓ガラスが割れたり、屋根瓦が飛び、壁が崩れたりしました。土浦市内で380世帯が停電しました。
 被災地では復旧作業が急ピッチで進んでいます。しかし、ここに来て被災地への支援の問題がクローズアップされてきました。全壊で100万円、解体に100万円、新築や購入時に200万円の支援が受けられる国の被災者生活再建支援制度は、10世帯以上が全壊した場合などが条件になっています。この制度の適用は宍塚地域には難しい見通しです。
 国や県の支援が期待できない中で、被災者は自力再建を余儀なくされています。屋根瓦をすべてふき替えるためには、100万単位の出費となるでしょうし、雨風で家財道具もほとんどダメになった被災者もいます。
 今まで日本には、こうした竜巻などの局所的な災害に対応する、被災者救済制度が未整備でした。「10世帯上が全壊」こうした数の要件をはずした、自然の災害への支援制度が求められているのではないでしょうか。
 井手よしひろ県議も、国県市などへの制度創設を強く要望してまいります。
参考:被災者生活再建支援制度の概要
竜巻被災者支援へ義援金募集
 常陽新聞新社は財団法人・常陽新聞厚生文化事業団と共催で、土浦・龍ヶ崎の竜巻被災者生活再建支援のため義援金を募集します。
 8日早朝発生した竜巻により、住宅など200棟を超える建物が損壊しました。被災した住民は現在も復旧作業に追われ、自力再建を余儀なくされています。
 お寄せいただいた義援金は、常陽新聞厚生文化事業団を通じ、見舞金などとして被災者に贈らせていただきます。趣旨をご理解いただき、ご協力たまわりますようお願い申し上げます。
【受付先】
常陽新聞新社:土浦市真鍋2の7の6(電話029-821-1780)
常陽新聞新社水戸支社:水戸市笠原町1050の1(電話029-244-6420)。
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