映画「桜田門外ノ変」のオープンセットで1万人のコスプレフェスを企画
 来春3月21日(日)と22日(祝)の両日、水戸市の伊勢甚泉町北ビル(旧京成百貨店)を中心に開催される「コみケッとスペシャル5in水戸」のコスプレフェスティバルが、映画「桜田門外ノ変」のオープンセットを会場に行われることになりそうです。
 映画「桜田門外ノ変」の制作にあたっている「映画化支援の会」は、水戸市の千波湖畔に作られるオープンセットを会場に、1万人を目標にコスプレーヤーを募集する計画を進行中です。
 映画「桜田門外ノ変」のオープンセットには、江戸城の桜田門や彦根藩邸などが再現されます。正に異次元の空間が水戸に出現します。「コみケッとスペシャル5in水戸」からオープンセットまでの間をパレードする企画も練られています。
 詳しい問い合わせは、「桜田門外ノ変・映画化支援の会」029-303-0310、info@mitoppo.jpまで。
参考:コみケッとスペシャル5in水戸
参考:桜田門外ノ変・映画化支援の会
萌えキャラ☆街おこし コラボ商品続々登場
朝日新聞(2009年10月30日)
 シャッター通りが目立つ水戸の街に活気を呼ぼうと、来年3月に空き店舗を利用して4万人規模の同人誌即売会「コみケッとスペシャル5イン水戸(コミケ)」が行われる。開催地の公募に水戸の市民グループが応募、21都市の中から選ばれた。萌(も)えキャラを使った商品も開発されており、まちおこしならぬ「萌えおこし」に期待が高まっている。
 コミケの正式名はコミックマーケット。アニメ好きや漫画好きの同人サークルが自費出版した漫画などを販売する一大イベントだ。年2回東京で行われ、入場者数が50万人に達することもある。
 水戸で行われるのは、5年に1度開かれる地方版のコミケ。泉町1丁目の伊勢甚泉町北ビル(旧京成百貨店)をメーン会場に3月21、22日の2日間行う。出店予定は2600団体。入場者は4万人に達するとみられ、コミケでまちおこし・みと実行委員の須藤文彦さん(39)は「空き店舗など街の資源を有効活用したい。商店街の垣根を超え、水戸の街を一つにできれば」。
 協賛の輪は萌えキャラ商品という形で広がっている。水戸市柳町1丁目のだるま食品は、メードの女の子が納豆とカレーを手にほほえむ「納豆カレー」を開発した。肉は使わず、乾燥納豆を砕いて歯ごたえを工夫したという。
 表紙絵は漫画家の介錯(かいしゃく)さんが担当。キャラクターのレシピカードもつけた。高野正巳社長(63)は「不況の時代、納豆も厳しい中で萌えキャラとコラボして売り上げを伸ばすのもありかもしれない」。一箱525円で、11月1日から常磐道や秋葉原の一部店舗で発売する。
 水戸市見川町の亀印製菓はイケメン男子キャラを起用したチョコレート餅(もち)「純愛つくば」を作った。名前の通りつくばをイメージして、筑波嶺葵(つくばね・あおい)君という学生をメーンキャラに起用。つくばならではの設定で研究者やつくば市内の中学校に通う新キャラも登場させる。
 既につくば市の一部で販売されているが、今後は「純愛つくば」のホームページも開設する計画。「ほろ苦い純愛つくば。それは僕の愛のかたち」などと誘惑し、女性客の獲得を狙う。
 水戸市元吉田町の明利酒類は萌えキャラをあしらった梅酒を発売予定。人気漫画家にイラストをお願いし、「うめ物語」として売り出す。