平成22年度県議会予算要望資料整理

平成22年度県議会予算要望会派意見交換(つくば市内)

ミニ県政懇談会資料作成

 現在公明党は、党をあげて「介護総点検運動」を実施中です。先日、訪問ヘルパーの方からお話を伺いました。訪問ヘルパーの仕事は圧倒的に非正規雇用型が多く、全体の75.3%を占めています。お話を伺ったヘルパーさんの勤める事業所では、所属するヘルパー25人中23人が非常勤の登録ヘルパーということです。報酬は、1時間につき生活援助の場合は1350円、身体介護なら1800円。時給としては決して悪くありません。しかし、問題は実際の介護に当たっている時間だけの給与だということです。待機の時間や移動の時間は、この時給計算には含まれないと言うことです。まとまった収入が見込めないため、多くのヘルパーは、複数の事業所に登録している実情を聴かされました。
 さらに、ホームヘルパーのかたはキャリアアップをめざし、介護福祉士の資格に挑戦する人も少なくないと言います。しかし、介護福祉士の資格を取得しても、給与は月5000円程度しか上がらないと言われていると説明を受けました。
 仕事の大変さと報酬のバランスがとれていないと実感しました。
 介護報酬の見直しは、介護保険の問題の大きな課題となっています。

歩数【2000】歩・移動距離【211】km