参考写真 11月15日、井手よしひろ県議は後援会の研修旅行として、山形県鶴岡市と米沢市を訪れました。
 米沢市では、上杉博物館で開かれている「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」を見学しました。
 NHKの大河ドラマ「天地人」で一躍有名になった直江兼続。直江兼続は、米沢藩初代藩主上杉景勝を支えた文武兼備の智将です。関が原敗戦後、上杉家の米沢移封に伴い執政として米沢城下を整備。現在の城下町米沢の基盤を築きました。
 また、現在国宝に指定されている「宋版史記」や「漢書」などを集めた文人で、その深い教養と見識は豊臣秀吉や徳川家康からも高く評価されています。
 「天地人」にちなんだご当地イベントは、米沢市の他、新潟県の南魚沼市と上越市でも開催されています。
 南魚沼市の旧六日町は、直江兼続の生誕の地。上杉謙信の遺志を継いで戦国時代を生き抜いた上杉景勝とともに市内の坂戸城で幼少期を過ごしました。
参考写真 一方、直江津市では「越後上越 天地人博」が、直江津屋台会館で開催されています。大河ドラマで撮影で用いられた、春日山城本丸御殿のセットが忠実に再現、イベントとの目玉となっています。
 こうした中、米沢市のイベントは、ご本家ともいえる企画です。上杉博物館が誇る、国内最大級の上杉家・直江兼続関連の収蔵品や至宝の文化財を、毎月テーマを選定して展示する「天地人コレクション」は大きな魅力です。
 天地人博は今年1月24日に開幕し、当初の目標の入場者数20万人を、会期を半分残し7月1日に達成しました。山形県と米沢市の「天地人」推進協議会でつくる実行委員会は目標を35万人に修正しましたが、これも9月22日に達成しました。
 実行委員会は目標入場者数を50万人に再び上方修正しました。
 井手県議らの一行が訪れた15日は、紅葉狩りの観光客と相まって、観光バスの駐車場は入場待ちが出るほどの賑わいとなっていました。天地人博は来年1月11日まで開催されています。
参考:米沢市「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」
参考:南魚沼市「愛・天地人博」
参考:上越市「越後上越 天地人博」