3月11日限定、茨城=神戸間を6000円で
 1月29日、いわゆる規制緩和による新規参入航空会社の第一号・スカイマーク(Skymark Airlines Inc.)が、茨城空港の開港にあわせて、3月11日に茨城空港開港記念フライトを実施すると発表しました。
 運航ダイヤは、茨城=神戸と茨城=羽田の合計4便。運賃は片道6000円、茨城から神戸の往復で10,000円という驚くような低価格です。
便名区間出発時刻到着時刻
SKY141神戸→茨城08:2009:30
SKY142茨城→神戸10:0511:30
SKY143神戸→茨城12:2513:35
SKY144(*1)茨城→羽田14:1014:30
*乗り継ぎ時間の関係上、SKY141便からSKY142便へのご搭乗はできません。
*1:SKY144便の運航ダイヤは2010年2月下旬に決定(予定)。ダイヤ調整上、出発・到着時間に一部変更の可能性があります。
 記念フライトの搭乗券発売開始は、1月30日(土)の午前9時30分から、スカイマークのホームページ、携帯サイト、予約センター、指定旅行代理店等で取り扱いします。
 詳細につきましては、スカイマーク予約センター(TEL:050-3116-7370)迄お問い合わせください。

(2010/1/30更新)
 スカイマークの茨城空港開港記念フライトは、午前中で完売した模様です。井手県議も9:30から予約電話にかかりきりになり40分余り掛けて、ようやく茨城=羽田便を予約しました。この間、全く予約電話は繋がりませんでした。
スカイマーク、茨城−神戸便を検討 知事「確率高い」
茨城新聞(2010/1/29)
 茨城空港の就航対策で、スカイマーク(東京)が神戸空港間の定期便開設を検討していることが28日、分かった。国内定期便の就航検討が具体的に示されたのは初めて。同社は就航実現に当たって、搭乗手続きの自動化などこれまでにないコストの削減を目指すという。県は、開港後できるだけ早い時期に国内定期便の就航が実現するよう、働き掛けを続ける方針。<以下略>

参考写真 一方、29日付の新聞各紙には、スカイマークが茨城=神戸間の定期便就航を検討していることを、一斉に報じました。
 日本航空のなどの大手航空会社の不振と対照的に、低価格路線を打ち出しているスカイマークなどの新興航空会社の業績が伸びています。スカイマークの09年4〜12月期の営業損益は、23億円前後の黒字となり、前年同期の37億円の赤字から大幅に改善しました。不況の中、利用客が全体では伸び悩んでいる中、スカイマークは、09年10〜12月期の旅客数が約78万9000人と、前年同期に比べ約8%増加を果たしています。
 日本航空が今後国内の不採算路線から撤退することにより、スカイマークは積極的な路線展開を図ることを検討しています。
 茨城=神戸便も新たなビジネスチャンスと捉え、一層の運航経費の削減などの環境が整えば、定期便を就航させるものと思われます。
参考:茨城空港開港記念フライトの実施について