「さくらシティ日立」跡地に新たなショッピングセンター
参考写真 日立市の中心市街地の活性化のシンボルであった「さくらシティ日立」の解体工事が進んでいます。すでに内部の設備や造作物の撤去が完了し、外壁の解体が始まっています。5月までには、建物の撤去が終了し、更地になる予定です。
 一方、この跡地には、県内スーパー大手の“カスミ”が出店する予定です。2月14日には、地元住民への計画説明会が開催されました。
 それによると、名称は「カスミ日立神峰店」。売り場面積約900坪の総合スーパーマーケットと約300坪の専門店を出店させる予定です。駐車場は150台程度整備する方向です。参考写真現在、店舗を東向きにする案と南向きにする案の2案があり、4月までには計画をまとめるということです。この用地は東側が低く、西側が3メートル程度高くなっています。東側(市民会館側)をメインの出入り口として、駐車場や店舗を平面し、西側(かずさ川公園側)は約3メートルの擁壁となります。車両の出入り口は、東側、北側、南側の3カ所になる設計です。
 説明会では、「通常のカスミ店舗よりにやや高級な品揃いとして、12月までには開店したい」との基本的な考えが示されました。
 参加した住民からは、新たな店舗の開店に期待する声のほか、工事の安全性を守る要望、開店後の交通規制の問題などへの質問が出されました。