参考写真 3月11日、夕方から茨城県と茨城空港サポーターズ共催の「茨城空港開港祝賀会」が水戸市内のホテルで開催されました。
 主催者を代表して挨拶にたった橋本昌知事は、「国内のマスコミでは大変厳しい評価となっている茨城空港だが、海外のマスコミには日本最初のLCC対応空港として高く評価されている」と、掲載誌を掲げてアピール。参考写真さらに、「4月にスカイマークが定期就航後、茨城空港の神戸便が待ち時間35分で那覇行きに接続できることから、同社側に茨城発の使用機をそのまま那覇に向かわせる計画を提案している」と語りました。「乗り継ぎ客が一度飛行機を降りなくても沖縄に行けるよう、そのまま沖縄に行くのと同じ状況が、4月16日からできるんではないかなと期待をしています」と熱くアピールしました。
 これに対しスカイマークの井手隆司会長は「茨城は一地方空港ではない。日本で初めてのバジェット・エアポートだ」と強調しました。参考写真その上で、「茨城から西日本方面は大変豊かな航空路が誕生するが、目指すは東」と茨城空港を関東以北に飛ぶ拠点にし得るという構想を表明。「茨城空港とスカイマークの羽をぜひ育てていただければ、西日本と東日本、大きな翼の航空路が誕生すると思う」と述べました。
download
(スカイマーク井手隆司副会長の挨拶)
 一方、アシアナ航空の尹永斗社長は、「当初は70%の搭乗率を予想していたが、県民の支持や関心度が高まり、80%は可能だとみている」と強気の見込みを語り、茨城空港が日韓の新たな交流の拠点に成長することを期待すると挨拶しました。
(写真上:橋本昌県知事、写真中:スカイマーク井手孝司副会長、写真下:アシアナ航空尹永斗社長)
参考写真
茨城空港の可能性を高く評価した“International Herald Tribune”の記事(2010/3/10)