茨城空港は第3位に、10万人超訪れる
 ゴールデンウィーク期間中(4月29日〜5月5日)の県内の行楽地やイベントの来場者数がまとまりました。(県観光物産課まとめ)
 GW7日間の茨城県内の主要な観光地への来場者は、合計160万6000人に達し、昨年より13%増えました。景気低迷の中、「安・近・短」志向や北関東道の東北道直結、さらには連日の晴天を受けて、過去10年では最多となりました。
 県内の集客施設のベスト5の1位は、笠間市で開かれた笠間の陶炎祭(ひまつり・前年度比9.3%増)で、33万人でした。
 2位はひたちなか市の国営ひたち海浜公園で26万6000人(9.5%増)。
 3位には3月に開港した茨城空港(小美玉市)で10万1000人で、堂々の3位に入りました。
 4位はつくば市の筑波山7万2440人(0.5%減)。5位は大洗町の水族館「アクアワールド大洗」6万4008人(18.6%減)
 なお、新たな施設では、茨城空港はじめ、あみプレミアム・アウトレット(阿見町)、めんたいパーク(大洗町)、「桜田門外ノ変」オープンセット(水戸市)、予科練平和祈念館(阿見町)などがオープンしました。

(国営ひたち海浜公園のネモフィラと菜の花のコラボレーション)
 10万人強の人出があった茨城空港の利用状況は、スカイマークの定期便(茨城=神戸)、アシアナ航空の韓国便とも、ほぼ満席となりました。
 特に、スカイマークの神戸便の利用実績は2764人で搭乗率は97.6%(予約率97.2%)。同社の全路線中最高を記録しました。
 チャーター便は11往復22便が運航されました。1日の出発便はグアム、ハイナン島、上海、台北、セブ島など6便。到着便は台北、上海、長沙など4便。2日はグアムに1便が出発し、いずれもほぼ満席でした。
神戸=茨城便が好調 連休中の搭乗率97.6%
神戸新聞(2010/5/7) 
 4月16日に就航した神戸=茨城便の利用が好調だ。スカイマーク社によると、大型連休中の搭乗率は、同社全8路線の中で最高の97.6%。需要を疑問視する声もあったが、同社は「就航から2週間で、これほど高い利用率は前例がない」としている。
 同社によると、今年の大型連休は全路線ともに好調で、搭乗率は前年比約15ポイント増の90.8%。とりわけ神戸‐茨城便が連日、満席となった。
 茨城県によると、大型連休中に筑波山などを訪れた観光客数は、昨年比約20万人増の約160万人を数えた。同県は「予想以上の空港効果。茨城をさらにPRしていきたい」と意気込んでいる。(以下略)