
東京ガスは、約1000億円を投じて2015年度の稼働を目指してLNG基地の建設を進めています。
東京ガスのLNGの輸入基地と製造基地は、袖ケ浦基地(千葉県袖ケ浦市)、根岸基地(横浜市磯子区)、扇島基地(同鶴見区)に続く4カ所目になります。総投資額1000億円の内訳は、LNG基地が約700億円、日立港区〜真岡(栃木県真岡市)間に建設するパイプラインに約300億円を投資する見通しです。

新エネルギー基地は、地上方式のLNGタンク(容量20万キロリットル)を、茨城県が所有する日立港区の第5埠頭に建設します。ガスの燃焼カロリーをコントロールするために、LPG(液化石油ガス:プロパンガス)タンクも併設します。
また、日立港区〜栃木県真岡市間にパイプラインを敷設し、既存ネットワークとの接続で供給安定性を向上させることにしています。
説明後の質疑応答では、工事開始の時期やパイプラインの敷設予定地の質問、気化熱利用施設の設置要望などが、参加者より出されました。