来春には中部国際空港、札幌(新千歳)便も就航
 7月20日、スカイマークの西久保愼一社長は茨城県庁に橋本昌県知事を訪ね、9月から運休を予定している茨城=神戸便を10月から再開する方針を明らかにしました。また、年明け早々にも北海道(新千歳)や名古屋(中部国際空港)への便も就航させる計画を明らかにしました。
参考写真 スカイマークは、ことし4月から茨城空港と神戸空港との間で1日1往復の便を運航していますが、茨城空港が自衛隊との共用空港で運航ダイヤの変更を求められるなど制約が多いことなどを理由に、先月突然に、9月から茨城=神戸便を運休すると発表しました。茨城県側は運航の継続を強く求め、防衛庁や国交省側との間で積極的に調整にあたっていました。
 これについてスカイマークの西久保社長は、茨城県庁で橋本知事と会談し、神戸便を9月にいったん運休したあと、10月1日から改めて運航を再開することを明らかにしました。
 会談後、西久保社長は記者会見し、「茨城県と自衛隊との間で定期便の運航を尊重すると約束するなど、当社が問題があるとしていた件がほぼ全面的に解決したので運行を再開させることにしました」(NHKの報道による)などと話しました。
 さらに、西久保社長は来年早々にも茨城空港と名古屋や北海道を結ぶ便も就航させたいとの考えも明らかにしました。
 これについて茨城県の橋本知事は「県民の皆様の強い期待が、今回の運航再開へのバックアップになったものと感じております。また、百里基地及び防衛省の定時運航への理解もありまして、再開という形になりました。茨城=神戸線の再開、さらに新規路線の開設もあわせて発表されたことについて、スカイマーク社の期待に応えていかなければいけないと思いますし、さらに茨城空港を活用していただきたいと思います」とコメントしました。
参考:スカイマーク茨城−神戸線運航再開と新規路線開設!(茨城県のホームページより)