7月23日、井手よしひろ県議ら県議会予算特別委員会のメンバーは、平城遷都1300年祭の会場を視察しました。
平城遷都1300年祭:第1次大極殿
 平城遷都1300年祭は、奈良市(平城京)に都が移されて1300年を機に、日本の歴史・文化が連綿と続いたことを“祝い、感謝する”とともに、“日本のはじまり 奈良”を素材に、過去・現在・未来の日本を考えることをテーマに開催されています。会期は、平成22年1月1日からの1年間。メイン会場の平城宮跡では、4月24日〜11月7日の間、平城京歴史館の展示をはじめ様々な催し物が展開されます。期間中の平城宮会場の来場予定者は250万人とされていますが、順調に来場者が伸びており400万人に達すると説明されました。総事業は100億円といわれていますが、大極殿の再建に別途130億円の巨費が投じられています。
 平城京歴史展示館のバーチャル平城宮の画像は歴史のロマンを駆り立ててくれる見事な仕上がりでした。大極殿や朱雀門のしっかりとした作りも世界歴史遺産にふさわしいものでした。
 壮大な大極殿は、遷都の際は一端解体されて移築されたという説明に、日本文化の神髄を見たような思いがしました。