茨城空港に混乱なし、スカイマーク定時運航
参考写真
 7月25日、27回目となる航空自衛隊百里航空祭が開かれ、約7万5000人の家族連れなどでにぎわいました。
 百里航空祭は、地元の人たちに自衛隊への理解を深めてもらおうと毎年行われています。
 会場には、Fー15戦闘機や輸送機など様々な自衛隊機が展示され、大勢の家族連れや航空ファンでにぎわいました。
 百里航空祭では、会場周辺の道路が渋滞し、茨城空港の利用者が乗り遅れたり、発着に遅れが出来ことが懸念されていました。自衛隊側は、混雑を避けるためスカイマーク社の神戸便のダイヤの変更を求め、スカイマークが反発する一幕がありました。茨城県の徹底した広報体制と各部門との調整の結果、周辺道路の渋滞はほとんど発生せず、茨城空港を利用する神戸便は定刻通りに出発しました。
参考写真 井手よしひろ県議は、茨城空港の混雑状況を調査するために、午前8:00に日立市の自宅事務所を出発。常磐道を南下し、県空港対策課が設定した利用客向けの推奨ルートを使って、岩間インターで一般道へ。茨城空港のために新しく整備された県道や農道メロンロードなどを活用し次のような経路で茨城空港を目指しました。
 岩間インター出口直進〜県道上吉影岩間線〜「納場十字路」交差点右折〜県道石岡城里線〜「張星南」交差点左折〜県道上吉影岩間線〜市道「メロンロード」〜「上吉影南」交差点右折〜県道紅葉石岡線〜「川戸西」交差点左折〜県道茨城空港線〜茨城空港。
 交差点毎に空港利用者と航空祭見学者を振り分ける立て看板が用意され、迷うことなく空港に到着しました。岩間インターを通過したのが9:30、茨城空港の駐車場に到着したのが10:08でした。途中渋滞は、一箇所もありませんでした。
 こうした徹底的な交通誘導と、猛暑が続いたために昨年に比べて1万人程度、航空祭の見学客が減ったのが、混乱を無くした原因と思われます。
 ご協力をいただいた多くの航空祭見学者の皆さまに感謝いたします。