参考写真 7月25日、映画「桜田門外ノ変」の完成報告会並びに地元プレミアム試写会が行われました。佐藤純弥監督、主演の大沢たかおさんを始め渡辺裕之さん、本田博太郎さん、渡部豪太さんなどキャスト陣が登壇しました。一般公開は、10月16日から。
 「桜田門外ノ変」とは、今から150年前の安政7年(1860年)3月3日、安政の大獄などで攘夷派の弾圧を行った大老井伊直弼が、水戸・薩摩の浪士らに江戸城桜田門外で暗殺された事件です。この事件がキッカケとなり、倒幕運動が燎原の火のように広がり、幕末の日本に大きな影響を与えました。
 炎天下の元、水戸市千波のオープンセットで開かれた完成報告会には、約2000人のファンが詰めかけました。炎天下で待ち続けた観客に主演の大沢さんは、「こんなに天気が良くなってしまって、暑い中、待っていただいてありがとうございます」と話しました。地元水戸市出身の本田さんは、「40年前に東京に出て、俳優の勉強を始めました。故郷に微力ながらお返しができたと思っております」と感慨深げに語りました。(コメント部分は日刊スポーツより引用)
 また、完成報告会では、中国人歌手alanによる主題歌「悲しみは雪に眠る」が初披露されました。
 井手よしひろ県議は、夕方から開かれた地元プレミアム試写会を観賞。2時間を超える大作を堪能しました。
 席上、暗殺・テロという難しい題材を、一級のエンターティメントに仕上げた佐藤純彌監督の手腕に、大きな拍手が起こりました。欲をいえば、茨城県の自然のすばらしさや、水戸っぽの精神的特徴をもう少し強調して描いていただけたら、もっと良かったと感じました。
参考:映画「桜田門外ノ変」公式HP