抽出方式の是非を早急に再検討すべき
7月30日、文部科学省は平成22年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表しました。茨城県は、小学6年、中学3年の算数・数学で、基礎力を問う「A問題」と、応用力を問う「B問題」両方の平均正答率の全国順位が昨年から上昇しました。
算数・数学の平均正答率は、小6のA問題が73.7%、全国順位は28位で昨年の41位から、B問題では49.3%、全国17位と昨年の29位から大幅に順位を上げました。
中3のA問題でもは、63.8%、全国31位(前年42位)、B問題は43.3%、全国25位(前年31位)となり、県内生徒の算数・数学の学力が向上したことがうかがえる結果となりました。
文科省は、昨年までの全員参加を改め、小学6年と中学3年の計約71万人の対象者にうち、約3割の抽出調査を行いました。都道府県別の平均正答率(公立)の上位は、秋田、福井など、下位は沖縄、北海道など4年続けて同じ顔ぶれになりました。
全員参加でなくなったために、都道府県ごとの比較や暦年での比較が出来なくなりました。多くの自治体が、自前で学力テストを実施しており、民主党政権による全国学力テストの改悪は、今後の教育行政に禍根を残ることになりそうです。
参考:「平成22年度 全国学力・学習状況調査 結果概要・集計結果」について
7月30日、文部科学省は平成22年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表しました。茨城県は、小学6年、中学3年の算数・数学で、基礎力を問う「A問題」と、応用力を問う「B問題」両方の平均正答率の全国順位が昨年から上昇しました。
算数・数学の平均正答率は、小6のA問題が73.7%、全国順位は28位で昨年の41位から、B問題では49.3%、全国17位と昨年の29位から大幅に順位を上げました。
中3のA問題でもは、63.8%、全国31位(前年42位)、B問題は43.3%、全国25位(前年31位)となり、県内生徒の算数・数学の学力が向上したことがうかがえる結果となりました。
文科省は、昨年までの全員参加を改め、小学6年と中学3年の計約71万人の対象者にうち、約3割の抽出調査を行いました。都道府県別の平均正答率(公立)の上位は、秋田、福井など、下位は沖縄、北海道など4年続けて同じ顔ぶれになりました。
全員参加でなくなったために、都道府県ごとの比較や暦年での比較が出来なくなりました。多くの自治体が、自前で学力テストを実施しており、民主党政権による全国学力テストの改悪は、今後の教育行政に禍根を残ることになりそうです。
参考:「平成22年度 全国学力・学習状況調査 結果概要・集計結果」について