
この9月議会には県住宅供給公社を破綻処理するために、第三セクター等改革推進債(三セク債、借金)を380億円発行し、それを原資に公社負債のうち県が損失補償している借入金計112億円を肩代わりするほか、破産により返済不能になる県短期貸付金268億円の整理に充てるための関連議案が提出されます。
県住宅供給公社はバブル期に大量購入した土地が値下がりし、2005年度決算で461億円の債務超過が表面化。県は10年間に毎年46億円を投入する支援スキームを発表し、保有土地もすべて売却して公社を自主解散する計画でした。
橋本知事は、県政の責任者として責任を明らかにするため、知事、副知事の給与及び退職手当を減額するとしています。
削減内容 | 削減額 | |
知事 | 給与月額50%削減、3カ月 | 201万円 |
退職手当30%減額 | 1543万円 | |
副知事 | 給与月額30%削減、3カ月 | 97万円 |
退職手当30%減額 | 933万円 |
なお、知事の退職手当については給与条例自体を改正するために、今後、知事の退職手当は支給率が現行の80%から56%に削減されることになります。
現状では、47都道府県で最も高額だった茨城県知事の退職手当は、全国29番目に下がることになります。
井手よしひろ県議は、県議会で唯一、議会本会議で知事退職手当の見直しを提案していました。
(写真は、退職手当の見直しを知事に提案する井手よしひろ県議)
現状では、47都道府県で最も高額だった茨城県知事の退職手当は、全国29番目に下がることになります。
井手よしひろ県議は、県議会で唯一、議会本会議で知事退職手当の見直しを提案していました。
(写真は、退職手当の見直しを知事に提案する井手よしひろ県議)
