8月25日、日本サーフィン連盟(NSA)主催の「第45回全日本サーフィン選手権大会(2010)」が、日立市の河原子北浜海岸で開幕しました。NSA所属の1万1000人の中から、全国71支部の厳しい予選を勝ち抜いた850名の精鋭が日立に集まりました。
 25日午前7時から行われた開会式には、NSAの山口靖理事長を始め全国支部の代表が参加。来賓として樫村千秋日立市長、日立市議会副議長、県議会議員などが出席しました。
 地元サーファーを代表して日立サーフィン連盟(HSA)の井上康則代表が、第45回全日本サーフィン選手権大会の開催を力強く宣言。山口理事長は、「開催地の河原子北浜海岸は、日本有数のサーフポイントで波にも恵まれ、交通アクセスも良く、サーファーに非常に人気があるサーフポイントです。すばらしい天候には恵まれましたが、波は難しい波です。出場選手は、日頃の鍛錬を今大会に大いに発揮いただけることを期待します」と挨拶しました。
 来賓を代表して樫村日立市長は、「ここ河原子北浜海岸は、平成19年に市民の憩いの場、健康・スポーツの場として整備し、年間を通じて多くの方々に利用されている施設です。さらに海岸は、多くのサーフィン愛好者に支持されており、今大会を契機に河原子海岸がサーファーのメッカとして、益々皆さまに親しんでいただけることを願っています」と語りました。
 また、井手よしひろ県議は、河原子北浜スポーツ広場が、サーフィンを愛する若者の要望活動から整備されたことを、当時の写真で紹介しながら、「この選手権大会は、正にゼロから、皆さまの熱と力で実現したすばらしいイベントです」と、挨拶しました。