公明党の茨城県議選候補・田村けい子さんのユーチューブ動画を紹介します。
 つくば市選挙の田村さんは、昭和29年6月、長崎市に生まれました。母親が被爆者、本人は被爆二世です。昭和53年、神戸市外国語大学イスパニア学科を卒業し、アパレル商社、流通業勤務等を経て、マーケティングプランナーとして独立しました。昭和59年消費生活アドバイザー、60年消費生活コンサルタントの資格を取得しました。
 大学教員のご主人とともに、つくば市に移り住み、平成17年つくば市社会教育指導員に就任。生涯学習の推進、ボランティア育成、地域教育力再生事業などに取り組みました。
 平成18年茨城県議会議員に初当選し、2期目に挑戦しています。。
 夫と一男の三人家族で、つくば市沼田在住。党県本部女性局長を務めています。
参考写真 田村さんの1期目の活動で際立ったのは、「非核平和茨城県宣言」決議の提案とその採択です。
 昨年(2009年)10月の議会で、田村さんは「国連決議を核廃絶への確かな一歩としていくためにも、人類の生存権を脅かす核兵器を禁止するとの意思表示を、国だけではなく個人や団体、そして自治体で行うことが望まれます。条約を単に国家間の合意ではなく、平和な地球社会を求める一人一人の人間の名において制定できるよう努めていくべきです」と、「非核平和茨城県宣言」の決議を知事に提案しました。
 それに対して知事は、「核廃絶への意思表示についてのお尋ねでありますが、自治体としての宣言につきましては、既に多くの道府県が行っておりますことや、今まさに核廃絶に向けた世界的な機運が高まってきておりますことから、議会とも相談し、できるだけ前向きに対応してまいりたいと存じます」と答えました。
 この質疑をキッカケに、この年の12月「非核平和茨城県宣言」決議が、茨城県議会で全会一致で採択されました。その、決議の原案も田村さんが提案したことも忘れてはならいない事実です。
 一期目の女性議員が、これだけの歴史的な決議の中心者になることは非常にまれなことです。田村さんが、長崎で被爆2世として生まれた、その原体験が活かされた結果だと思います。