全国の都道府県別別に、人口10万人当たりの医学部の数と医師数の相関関係を調べてみました。
大学の医学部は全都道府県にあり、総数は80です。そのうち35県が1県1校となっています。
人口10万人あたりで計算してみると、医学部数が多いのは石川県で0.172校。石川県には国立の金沢大学医学部と私立の金沢医科大学医学部があるため学校数が多くなっているのが要因です。2位以下は、鳥取県、島根県、高知県、徳島県、福井県、佐賀県、山梨県は、人口が少ないために、1県1校でも人口10万人あたり医学部数が多くなっています。
反面、医学部が最も少ないのは千葉県で人口10万人あたり0.016校。人口が多いのに1校しかないため最下位になっています。埼玉と茨城でも同様の現象となっており、東京周辺で医学部が極端に少ないことが分かります。
この医学部数と医師数の相関を持てみると、明らかに正の相関が見られます。
茨城など関東各県に医学部の設置が待ち望まれるところです。
(分析に使用したデータは、「平成20年末の医師・歯科医師・薬剤師調査」ならびに「東京都精神医学研究所」のホームページに掲載されているものを使用いたしました)
大学の医学部は全都道府県にあり、総数は80です。そのうち35県が1県1校となっています。
人口10万人あたりで計算してみると、医学部数が多いのは石川県で0.172校。石川県には国立の金沢大学医学部と私立の金沢医科大学医学部があるため学校数が多くなっているのが要因です。2位以下は、鳥取県、島根県、高知県、徳島県、福井県、佐賀県、山梨県は、人口が少ないために、1県1校でも人口10万人あたり医学部数が多くなっています。
反面、医学部が最も少ないのは千葉県で人口10万人あたり0.016校。人口が多いのに1校しかないため最下位になっています。埼玉と茨城でも同様の現象となっており、東京周辺で医学部が極端に少ないことが分かります。
この医学部数と医師数の相関を持てみると、明らかに正の相関が見られます。
茨城など関東各県に医学部の設置が待ち望まれるところです。
(分析に使用したデータは、「平成20年末の医師・歯科医師・薬剤師調査」ならびに「東京都精神医学研究所」のホームページに掲載されているものを使用いたしました)