11月26日、平成22年度補正予算が成立しました。この中には、女性の子宮頸がんと乳幼児の細菌性髄膜炎を予防する3種類のワクチンについて、公費助成(無料接種)を行うための関連経費1085億円も含まれています。
対象は、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)、細菌性髄膜炎の原因となるインフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)、小児用肺炎球菌--の3つのワクチンです。市町村が主体で行う予防接種に対し、国と市町村で費用を折半します。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の場合、原則として中学1年の女子に3回接種します。費用は1回当たり約1万5000円で、合計約5万円です。
ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンは、男女とも0歳時に3回、1歳時に1回の4回ずつで行い、合計約7万円ほどです。
この3つのワクチンは、欧米などでは有効性、安全性が高いとされており、HPVワクチンは50~70%、ヒブ、肺炎球菌ワクチンは90%以上の予防効果があるとされます。いずれもWHOがすべての国に接種を勧告しています。公費助成が行われていない先進国は、日本だけという状況の中で、今回、やっと予算が認められました。
井手よしひろ県議らは、子宮頸がん予防ワクチンの無料接種を求める署名運動を展開。10月7日に、橋本昌県知事に対して、要望書を提出しました。(子宮頸がんワクチンに公費助成を、12,835名の署名提出)
また、この3ワクチン以外でも、B型肝炎、水痘(水ぼうそう)、流行性舌下腺炎(おたふくかぜ)などのワクチン投与についても無料化するよう、公明党は強く国に求めています。
対象は、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)、細菌性髄膜炎の原因となるインフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)、小児用肺炎球菌--の3つのワクチンです。市町村が主体で行う予防接種に対し、国と市町村で費用を折半します。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の場合、原則として中学1年の女子に3回接種します。費用は1回当たり約1万5000円で、合計約5万円です。
ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンは、男女とも0歳時に3回、1歳時に1回の4回ずつで行い、合計約7万円ほどです。
この3つのワクチンは、欧米などでは有効性、安全性が高いとされており、HPVワクチンは50~70%、ヒブ、肺炎球菌ワクチンは90%以上の予防効果があるとされます。いずれもWHOがすべての国に接種を勧告しています。公費助成が行われていない先進国は、日本だけという状況の中で、今回、やっと予算が認められました。
井手よしひろ県議らは、子宮頸がん予防ワクチンの無料接種を求める署名運動を展開。10月7日に、橋本昌県知事に対して、要望書を提出しました。(子宮頸がんワクチンに公費助成を、12,835名の署名提出)
また、この3ワクチン以外でも、B型肝炎、水痘(水ぼうそう)、流行性舌下腺炎(おたふくかぜ)などのワクチン投与についても無料化するよう、公明党は強く国に求めています。