12月20日、国土交通省常陸河川国道事務所は、「事故ゼロプラン~事故危険区間重点解消作戦」を始めるため、県内の事故危険区間61カ所を選定、公表しました。
全国では交通事故の71%が幹線道路の22%の区間で発生しています。事故ゼロプランは、このような危険なカ所を選定し、地域住民やその道路の利用者にも危険なカ所との認識を共有しながら、集中的・重点的に交通事故の撲滅に取り組むものです。
県内の事故危険区間61カ所は、国道と県道の全路線1万9000区間について、死傷事故率や利用者の声、特徴的な事故などの視点で絞り込んで選定しました。その所在地は、水戸市13カ所、土浦7カ所、つくば6カ所、取手4カ所、日立4カ所、牛久3カ所などとなっています。路線別では、国道6号30カ所、国道50号13カ所、国道51号7カ所となっています。
死傷事故率が最も高かったのは、土浦市中村南3丁目の国道6号「学園東大通り交差点」周辺、続いて土浦市東中貫町の国道6号「中貫工業団地入口(北)交差点」(仮称)、水戸市石川1丁目の国道50号「石川町交差点」周辺などの順となっています。
国道事務所では、これらの事故危険区間の交通事故対策に集中的・重点的に取り組んで行く方針です。また、事故危険区間を広く広報するために、順次、事故ゼロプランの対象区間であることを示す、現地表示を行っていくことにしています。
危険箇所の選定理由
全国では交通事故の71%が幹線道路の22%の区間で発生しています。事故ゼロプランは、このような危険なカ所を選定し、地域住民やその道路の利用者にも危険なカ所との認識を共有しながら、集中的・重点的に交通事故の撲滅に取り組むものです。
県内の事故危険区間61カ所は、国道と県道の全路線1万9000区間について、死傷事故率や利用者の声、特徴的な事故などの視点で絞り込んで選定しました。その所在地は、水戸市13カ所、土浦7カ所、つくば6カ所、取手4カ所、日立4カ所、牛久3カ所などとなっています。路線別では、国道6号30カ所、国道50号13カ所、国道51号7カ所となっています。
死傷事故率が最も高かったのは、土浦市中村南3丁目の国道6号「学園東大通り交差点」周辺、続いて土浦市東中貫町の国道6号「中貫工業団地入口(北)交差点」(仮称)、水戸市石川1丁目の国道50号「石川町交差点」周辺などの順となっています。
国道事務所では、これらの事故危険区間の交通事故対策に集中的・重点的に取り組んで行く方針です。また、事故危険区間を広く広報するために、順次、事故ゼロプランの対象区間であることを示す、現地表示を行っていくことにしています。
No | 路線名 | 対象区間 | 交差点名 | 管理主体 | 事 故 率 | 利 用 者 の 声 | 特 徴 的 な 事 故 |
1 | 国道6号 | 土浦市中村南3丁目 | 学園東大通り入口交差点周辺 | 国 | ○ | ○ | ○ |
2 | 国道6号 | 土浦市東中貫町 | (仮)中貫工業団地入口(北)交差点 | 国 | ○ | ||
3 | 国道50号 | 水戸市石川1丁目 | 石川町交差点周辺 | 国 | ○ | ○ | ○ |
4 | 国道6号 | 東茨城郡茨城町長岡 | 長岡新田交差点 | 国 | ○ | ○ | |
5 | 国道50号 | 水戸市中原町 | 跨線橋北交差点 | 国 | ○ | ||
6 | 国道50号 | 水戸市大工町2丁目 | 大工町2丁目交差点 | 国 | ○ | ||
7 | 主要地万道19号 | つくば市上稲吉 | 善正交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
8 | 国道6号 | かすみがうら市上稲吉 | (仮)清水北交差点周辺 | 国 | ○ | ○ | |
9 | 県道123号 | つくば市学園南 | 大境交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
10 | 国道6号 | 牛久市牛久町 | (仮)牛久駅西出口(南)交差点 | 国 | ○ | ○ | |
11 | 国道6号 | 土浦市常名 | (仮)真鍋跨道橋(南)交差点 | 国 | ○ | ○ | |
12 | 国道6号 | 龍ヶ崎市小通幸谷町 | 小通幸谷交差点 | 国 | ○ | ||
13 | 主要地万道55号 | つくば市天王台2丁目 | 台坪入口交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
14 | 国道50号 | 水戸市加倉井町 | 常碧道高架下交差点 | 国 | ○ | ||
15 | 国道51号 | 水戸市柳町1丁目 | 城南3丁目交差点 | 国 | ○ | ○ | |
16 | 国道124号 | 神栖市鰐川 | 堀割川交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
17 | 国道51号 | 鉾田市汲上 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
18 | 国道50号 | 水戸市見川町 | 見川町交差点 | 国 | ○ | ||
19 | 国道6号 | 牛久市田宮町 | 田宮町交差点 | 国 | ○ | ||
20 | 国道6号 | 土浦市荒川沖西2丁目 | 荒川沖交差点 | 国 | ○ | ○ | |
21 | 国道6号 | ひたちなか市市毛 | 少年刑務所北側交差点 | 国 | ○ | ||
22 | 国道50号 | 桜川市青柳 | (仮)東桜川3丁目交差点 | 国 | ○ | ||
23 | 国道6号 | 北茨城市大津町 | 常北中下交差点 | 国 | ○ | ||
24 | 国道50号 | 水戸市大塚町 | 大塚町交差点 | 国 | ○ | ||
25 | 国道51号 | 水戸市谷田町 | 谷田町交差点 | 国 | ○ | ||
26 | 国道50号 | 水戸市大足町 | 大足東交差点 | 国 | ○ | ||
27 | 国道6号 | 牛久市相田町 | 相田町交差点 | 国 | ○ | ||
28 | 国道50号 | 水戸市元吉田町 | 吉田小東交差点 | 国 | ○ | ||
29 | 国道6号 | 土浦市中 | 原の前交差点 | 国 | ○ | ○ | |
30 | 国道6号 | 取手市小浮気 | 小浮気交差点 | 国 | ○ | ○ | ○ |
31 | 国道6号 | 小美玉市堅倉 | 堅倉交差点 | 国 | ○ | ||
32 | 国道6号 | 取手市宮和田 | 文巻橋交差点 | 国 | ○ | ||
33 | 国道50号 | 笠間市笠間 | (仮)才木(東)交差点 | 国 | ○ | ||
34 | 国道50号 | 水戸市千波町 | 千波海道付交差点 | 国 | ○ | ||
35 | 国道6号 | 北茨城市関南町神岡下 | (仮)仁井田(南)交差点 | 国 | ○ | ||
36 | 国道51号 | 水戸市三の丸2丁目 | 三の丸1、2丁目交差点周辺 | 国 | ○ | ○ | |
37 | 国道125号 | 土浦市藤沢 | 新治庁舎南交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
38 | 主要地万道55号 | つくば市竹園3丁目 | 近隣公国入口交差点 | 茨城県 | ○ | ○ | |
39 | 国道51号 | 稲敷市八筋川 | (仮)境島(南)交差点 | 国 | ○ | ||
40 | 県道273号 | つくば市稲岡 | 屋敷台交差点 | 茨城県 | ○ | ||
41 | 国道6号 | 龍ヶ崎市庄兵衛新田町 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
42 | 国道124号 | 神栖市太田 | 西宝山交差点 | 茨城県 | ○ | ||
43 | 国道354号 | つくば市下広岡 | 下広岡交差点 | 茨城県 | ○ | ||
44 | 国道6号 | ひたちなか市市毛 | 田彦二本松交差点 | 国 | ○ | ||
45 | 国道4号 | 古河市大和田 | 大和田交差点 | 国 | ○ | ||
46 | 国道6号 | 石岡市石岡 | 石岡市役所入口交差点 | 国 | ○ | ||
47 | 国道4号 | 古河市上片田 | 上片田付近交差点 | 国 | ○ | ||
48 | 国道6号 | 那珂市向山 | 笠松交差点 | 国 | ○ | ||
49 | 国道6号 | 日立市下士木内町 | 下士木内町交差点 | 国 | ○ | ||
50 | 国道6号 | 土浦市荒川沖西1丁目 | (仮)学園東大通り入口(南)交差点 | 国 | ○ | ||
51 | 国道6号 | 取手市新町2丁目 | 取手駅西入口交差点 | 国 | ○ | ||
52 | 国道51号 | 水戸市柵町 | 柳堤橋交差点 | 国 | ○ | ||
53 | 国道6号 | 日立市田尻町4丁目 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
54 | 国道51号 | 鉾田市樅山 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
55 | 国道50号 | 筑西市玉戸 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
56 | 国道6号 | 日立市千石町4丁目 | 塙山十字路交差点 | 国 | ○ | ||
57 | 国道6号 | 取手市白山1丁目 | 国道294号入口交差点 | 国 | ○ | ||
58 | 国道6号 | かすみがうら市下士田 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
59 | 国道6号 | 日立市千石町2丁目 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
60 | 国道50号 | 桜川市上野原地新田 | (単路区間) | 国 | ○ | ||
61 | 国道6号 | 高萩市東本町3丁目 | (単路区間) | 国 | ○ |
危険箇所の選定理由
- 死傷事故率:死傷事故率が高い(死傷事故率300件/億台キロ以上)区間を選定
- 利用者の声:パブリックコメント、道路利用者の声などから交通安全対策が必要と判断した区間を選定
- 特徴的な事故:死亡事故、歩行者・自転車事故、夜間事故、高齢者事故、横断歩行者事故、追突事故、正面衝突など県内の特徴的な事故のいずれかが多く発生している区間を選定