参考写真 1月23日、井手よしひろ県議は、つくば市の中央公園レストハウスで開催されている「つくば環境スタイル クリーンエネルギー展」を視察しました。つくば市は、2030年までにCO2排出量50%削減を目指しており、地球温暖化対策に貢献するクリーンエネルギーを積極的に市民に活用してもらうことを目的に、この展示会は開催されています。
 会場では、石田政義教授(筑波大大学院システム情報工学研究科)が開発した「再生可能エネルギー直流連系システム」が紹介されています。参考写真このシステムは、水電解装置、風力発電装置、太陽光発電装置、燃料電池、リチウムイオン電池などを直流自律制御式コンバーターにつなぎ、発電量が最大になるよう制御するものです。電力会社からの系統電源と需要側も含めてネットワーク化し、発電量の多い所から電源を供給するよう、供給源を切り替えます。電源は再生可能エネルギーを優先的に使います。直流電源を使うことによって、現状の交流から直流に変換するためのエネルギーロスをなくし、CO2排出量が多い火力発電を使わない安定した分散型電源の供給を目指す取組です。
参考写真 この他、つくば市が実証実験を行っている「電気自動車」のカーシュアリングに使われている実車が展示されています。つくば市では、電気自動車でのカーシェアリングや公用車で走ることを通じて、市民が電気自動車に触れる機会の創出し、クリーンエネルギーを活用した電気自動車とカーシェアリングの普及の可能性を探りるための、実証実験を3年間にわたり行っています。(参考:クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システム共同実証プロジェクト
 さらに、セグウェイ(一人乗り充電式二輪車)を実際に体験できるコーナーも設けられており、井手県議も実際に試乗体験に挑戦しました。ブレーキもハンドルもない不思議な移動手段の乗り心地を堪能しました。