

甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から3週間以上が経過。今「頑張れ日本」「負けるな日本」と真心からの支援の輪は大きく広がり、130を超える国・地域などに上っています。
地震直後、被災者の救援活動に、はせ参じてくれた国があります。被災地が寒冷地であることを察し、早々に大量の毛布やストーブ、防寒着を空輸してくれた国もあります。
インドネシア・スマトラ沖大地震の被災地、バンダ・アチェでは「日本は最大の援助国の一つだった。日本を助けたい」と追悼行事を開催。四川大地震に見舞われた中国・四川省では、四川地震における日本の積極的支援を受け、「今度はこちらが恩返し」と各地で募金活動を展開しています。
台湾では、日本と特に交流のない小学校で「すぐにお昼ご飯の時間になるので大丈夫」と、親からもらった1回の朝食代を寄付する子どもがいた。恵まれたとは言いがたい環境の学校で学ぶ南米・コロンビアの小学生は「自分たちで描いた絵が被災した日本の友達に勇気を与えられたらうれしい」と、日本大使館関係者に作品を託しました。
被災地は4月の声を聞いても、依然として厳しい寒さが続いています。底冷えのする現地では不自由な避難所生活を強いられている17万人以上の皆さんが、いまだ先行きが見通せない不安の中にいます。
全世界から、あらゆる分野で、また、かつてない規模で、無償の善意の輪が広がっています。こうした一つ一つの行動は、被災者の皆さんが再び立ち上がるためのエネルギーとなることを確信します。
(写真は、ウクライナ:キエフ市庁舎前で、哀悼や励ましの気持ちを日本、日本人に伝えるための、フラッシュモブ「頑張れ日本!」が開催された。外務省のHPより)
被災地は4月の声を聞いても、依然として厳しい寒さが続いています。底冷えのする現地では不自由な避難所生活を強いられている17万人以上の皆さんが、いまだ先行きが見通せない不安の中にいます。
全世界から、あらゆる分野で、また、かつてない規模で、無償の善意の輪が広がっています。こうした一つ一つの行動は、被災者の皆さんが再び立ち上がるためのエネルギーとなることを確信します。
(写真は、ウクライナ:キエフ市庁舎前で、哀悼や励ましの気持ちを日本、日本人に伝えるための、フラッシュモブ「頑張れ日本!」が開催された。外務省のHPより)