死亡・行方不明者、全壊家屋に50万円、半壊に25万円
 4月25日、茨城県の「東日本大震災義援金配分委員会」が開催され、義援金の配分額が決定しました。
 日本赤十字社と中央共同募金会に寄せられた全国の義援金の内、茨城県の配分額は27億8551万円。さらに、茨城県に直接寄せられた義援金が12億44万円あまりに達し、合計39億8595万円が配分されることになりました。
 茨城県では、死亡者や行方不明者に国からの配分35万円に、県独自の配分額15万円を上乗せして50万円を配分します。また、建物の被害に関しては全壊(全焼)家屋に50万円(国分35万円、県分15万円)、半壊(半焼)家屋に25万円(国分18万円、県分7万円)を配分することになりました。
 具体的な配分方法は、4月20日までに市町村の調査が済んだものに対して、4月中に各市町村に配分。市町村は出来るだけ速やかに、各被災者に配分することになります。建物の被害は、各市町村に出された“り災証明書”申請が基本になります。
区 分配分金額
日赤・共同募金分県分合計
総額27億8551万円12億45万円39億8596万円
死亡者
行方不明者
35万円15万円50万円
全壊(全焼)家屋35万円15万円50万円
半壊(半焼)家屋18万円7万円25万円