参考写真 6月14日、茨城県は県内海水浴場の放射線量調査の結果を公表しました。すべての海水浴場の海水から放射性物質は検出されず、「茨城の海の安全宣言」を行いました。
 県は、今月7日から10日にかけて、7月に海開きを予定している県内17の海水浴場の海水などに含まれる放射性物質の濃度を測定しました。その結果、いずれの海水浴場の海水からも放射性物質は検出されませんでした。一方、砂浜のない海水浴場をのぞく16の海水浴場の砂浜の1時間あたりの放射線量は、毎時0.05マイクロシーベルトから0.14マイクロシーベルトと低い数値に止まりました。砂浜については、その放射線基準が国から示されていないために、文部科学省が学校の校庭を入れ替えるの際の基準としている1時間あたり1マイクロシーベルトを大きく下回りました。
 県では、海開きまでにもう1度。海開きした後も1度、計測をする行うことにしています。
 井手よしひろが検査結果をいち早く、河原子海岸のサーフィン愛好家や旅館組合、夏のイベントを企画している日立青年会議所の幹部に伝えたところ、「夏の様々な行事やお祭りが自粛されることが多い中、河原子海岸での花火大会とサンドアートフェスティアバルは、何としても実施したい。海の安全宣言は何よりの励みとなります」と、一様に胸をなで下ろしていました。
参考:県内海水浴場の水質調査結果(PDFファイル)