6月23日〜25日の3日間、井手よしひろ県議は震災後100日余りを経過した東日本大震災の被災地を訪れました。
 23日、日立市を出発した井手県議は、常磐道から磐越道(小野IC)を経て、計画的避難地域に指定された飯舘村役場を訪問。すでに、役場機能は飯野支所に移動されており、玄関前の線量計が高い値を示している現実を目の当たりにしました。
 その後、相馬市に移動。人口3万7730人の相馬市は津波の被害が甚大で、425人が亡くなり、32人が行方不明となっています(5月19日現在)。井手県議は、元働いていた伊勢甚時代の同僚が経営する海苔加工会社(サンエイ海苔の立谷一郎社長)を訪問。震災当時の状況や地域の復興の見通しなどを伺いました。
 相馬市、新地町、宮城県の山元町、亘理市の海岸部の普及状況を視察しながら石巻市に向かいました。
 夕刻石巻に入り、5月のボランティア活動で訪れた大街道地区を今一度訪問しました。40日余りで街並みは、明らかに整備され、もとの生活が戻っているように実感されました。しかし、少し足を伸ばし石巻港周辺地域に向かうと、そこは時間が止まったような空間が広がっていました。瓦礫の撤去は進んでいましたが、津波の威力に呆然とするばかりで、復興・復旧の困難さを五体で感じました。
 この日は、花巻市まで移動し、駅前のホテルの宿泊しました。
(掲載したスライショーは井手県議が撮影した写真に、Watsonさん作成の音楽を使わせていただきました。Copyright(c) 2007-2011 MusMus