7月14日、茨城県の農産物や特産品を広く紹介するアンテナショップ「黄門マルシェ〜いばらき農園〜」が東京・銀座にオープンしました。
 「黄門マルシェ〜いばらき農園〜」は、銀座数寄屋橋の阪急モザイクビル1階に、東日本大震災および原発事故の影響による風評被害の払拭や県への観光誘引を目的として開設されました。
 午後3時からのオープンニングイベントで、茨城県の橋本昌知事が「震災で茨城県も大きな被害を受けたが、根こそぎやられたわけではありません。多くの人に来ていただいて、茨城の産品を知ってもらうきっかけにしていきたい」と挨拶。茨城県出身のタレント・アントキの猪木さんの「1、2、3、ダー」という掛け声とともに、テープカットが行われました。
 店内ではミニトマト、水菜やメロンなどの農産物のほか、イカで作った一夜干しやシラス干しといった海産物など、茨城県で生産された物品が販売されています。また、地元でもなかなか一カ所で揃わない名品の納豆が一堂に集められています。
 喫茶スペースでは、特産の納豆を数種類のなかから選んで食べることができる、「納豆Bar」も設置されました。500円でお好きな納豆を選んで食べられる納豆定食が一番のお奨めです。
 また、「黄門マルシェ〜いばらき農園〜」では、連日、楽しいイベントも企画されています。
○移動水族館 〜アクアワールド大洗水族館〜(7月14日〜15日)
 サメの飼育数日本一を誇る「アクアワールド大洗水族館」による移動水族館を行います。総水量約400リットルの水槽を用意し、10種類50点の海の生き物を展示します。トラザメや磯の生き物(ヒトデ、ウニ、ナマコ、ヤドカリなど)と触れ合えるチャンスです。
○久慈浜しらすの試食会(7月15日〜16日)
 小松水産株式会社(茨城県日立市)による「久慈浜しらす」や「いかかば」(水産庁長官賞受賞)などの試食販売会を行います。遠浅で親潮と黒潮の交じり合う常磐沖に位置する久慈浜漁港で水揚げされた「しらす」の釜茹では絶品です。人気のさんまのみりん干しやいかの一夜干しも販売予定です。
○笠間焼のろくろ体験(7月16日〜22日)
 笠間焼製作が楽しめる「ろくろ体験教室」を行います。電動ろくろを2台ご用意し、指導員が作り方を丁寧にお教えします。所要時間約30分。費用1,000円(ご飯茶碗サイズ)。約1か月後に黄門マルシェで受け取るか、宅配便でご自宅にお送りします(送料別途必要)。
○大洗町若手職員企画!「元気です、大洗 夏の海水浴場PR」(7月17日〜18日)
 快水浴場百選に選定された大洗サンビーチや磯遊びが楽しめる大洗海水浴場など、茨城を代表する海水浴場を有する大洗町。海水浴場のほかにも、大洗海上花火大会(7/30)やビーチバレー大会(7/30〜31)など、震災から立ち上がる元気な大洗を大洗町の若手職員がPRします。「釜揚げしらす」の試食や芋焼酎「大洗」の試飲、かき氷の無料配布など、イベント盛りだくさんの2日間です。
○鉾田の海と鉾田ブランドPR(7月23日〜24)
 約1kmにわたる広々とした遠浅の海が人気の大竹海岸や、家族連れに人気の涸沼のプールを有する鉾田市がマリンレジャーのPRに訪れます。また、鉾田市は全国有数の農業地帯。アールスメロンやメロンプリン、トマトジュース等、新鮮でおいしい「鉾田ブランド」の試食販売会も同時開催予定です。
○がんばろう水戸 第51回水戸黄門まつりPR (7月31日)
 行ってみたい全国の七夕祭りランキングで第7位に輝いた「水戸黄門まつり」(8月3日〜5日)のPRのため、水戸市長自らがトップセールスにかけつけ、震災からの復興をアピールします。また、水戸の梅大使7人が浴衣姿で登場し、華をそえます。黄門まつりPRうちわの無料配布も予定しています。