
この検査は、茨城県の防災ヘリコプターに、アメリカエネルギー省から借用している高性能の航空機モニタリングシステムを搭載し行われます。このモニタリングシステムは、放射線の一種、ガンマ線の量を測定して記録するもので、放射性セシウムによる土壌汚染の広がりを示す地図を作ることができます。計測は、(独)日本原子力研究開発機構及び(財)原子力安全技術センターの職員が行います。
ヘリコプターは26日から約1週間かけて、これまで調査をしていない県南地域などの上空を飛んで調査を進める予定です。結果は早ければ8月中旬にも国と県のホームページで公表します。
(写真は県の防災ヘリ“つくば”に積み込まれた高性能放射線モニタリング装置:茨城県原子力対策課提供)