
日立有料道路は、常磐道日立中央インターチェンジと日立市白銀町を結ぶ1.6キロの有料道路です。常磐道が開通した際、日立市の中心部にはインターチェンジの計画が無く、開通後に中央インターの整備が決定されました。その際、常磐道と一般道との連絡は、県の第3セクターによる有料道路として整備され、現在に至っています。日立有料道路を通らないと、一般道路に出入りすることは出来ません。
東日本大震災の被災者支援、復興支援の一環として、6月20日から常磐道の水戸インターチェンジ以北で乗り降りする被災者の乗る車を無料化する際、国からの要請で日立有料道路も無料化しましました。その際、国交省は道路公社の収入減分については、補正予算で対応することを示唆しました。しかし、2次補正にもその予算は盛り込まれず、3次補正予算の編成自体も明確ではないため、県は料金徴収を決断しました。
県土木部の幹部は、井手よしひろ県議の問い合わせに対して、「6月20日からの2ヶ月間で、道路公社の収入減は3000万円近くに膨らんでいます。国の支援の枠組みが不明確な中で、これ以上負担を増やすわけにはいかない。県北地域は深刻な震災被害に見舞われた地域で、大変心苦しいが、日立有料道路の課金を再開したい」と、説明しました。
井手県議は、「9月1日よりの料金徴収の広報をしっかりやってもらいたい。公明党としては、被災者の負担を増やすことには納得できない。国に対して、被災県の負担軽減措置を強く求めていきたい」と、県並びに道路公社に要望しました。
これに対して、県は、「25日から料金所で利用者に告知する。26日にはビラを作成して、利用者に配布し、9月からの混乱を出来るだけ無くしたい」と応えました。
なお、緊急車両やボランティアを含めた災害派遣等従事車両などの無料化は、当面、継続されます。通行料金は、軽自動車・普通車・中型車は100円、大型車は150円、特大車は300円です。
参考:日立有料道路無料措置の平成23年8月31日に終了
井手県議は、「9月1日よりの料金徴収の広報をしっかりやってもらいたい。公明党としては、被災者の負担を増やすことには納得できない。国に対して、被災県の負担軽減措置を強く求めていきたい」と、県並びに道路公社に要望しました。
これに対して、県は、「25日から料金所で利用者に告知する。26日にはビラを作成して、利用者に配布し、9月からの混乱を出来るだけ無くしたい」と応えました。
なお、緊急車両やボランティアを含めた災害派遣等従事車両などの無料化は、当面、継続されます。通行料金は、軽自動車・普通車・中型車は100円、大型車は150円、特大車は300円です。

無料になるのは随分先の印象ですが、本当に費用を回収し終わるのでしょうかね?
http://www.i-road.or.jp/data/keieikaizenhoukoku.pdf