東電福島原発の風評被害で、県内観光業は壊滅的影響
8月25日、茨城県観光物産課は、この今夏(7月16日〜8月24日)の県内海水浴客数を集計、公表しました。それによると、海開きを見送った磯原二ツ島海水浴場(北茨城市)を除く17カ所の合計28万273人にとどまり、前年比約147万7千人減の大幅減少となりました。昨年の6分の1弱しか海水浴客が来なかった計算になります。観光物産課は「1970年の調査開始以来、最も少ない数字。天候不順もあるが、福島の原発事故による風評被害が大きく影響している」と、説明しています。
県北地域の落ち込みが顕著で、最も減少したのは日立市の久慈浜海水浴場で、前年比96.2%減の6478人。日立市内の5カ所の海水浴場は、94.6〜84.9%減、高萩海水浴場も91.9%減と大幅に減少しました。福島第1原発事故の影響が色濃く表れた結果となりました。
(写真は、県内最大の減少率となった日立久慈浜海水浴場)
8月25日、茨城県観光物産課は、この今夏(7月16日〜8月24日)の県内海水浴客数を集計、公表しました。それによると、海開きを見送った磯原二ツ島海水浴場(北茨城市)を除く17カ所の合計28万273人にとどまり、前年比約147万7千人減の大幅減少となりました。昨年の6分の1弱しか海水浴客が来なかった計算になります。観光物産課は「1970年の調査開始以来、最も少ない数字。天候不順もあるが、福島の原発事故による風評被害が大きく影響している」と、説明しています。
県北地域の落ち込みが顕著で、最も減少したのは日立市の久慈浜海水浴場で、前年比96.2%減の6478人。日立市内の5カ所の海水浴場は、94.6〜84.9%減、高萩海水浴場も91.9%減と大幅に減少しました。福島第1原発事故の影響が色濃く表れた結果となりました。
(写真は、県内最大の減少率となった日立久慈浜海水浴場)