9月16日、平成23年第3回茨城県議会定例会での高崎進議員(公明党)が行った「東海第二発電所運転再開」についての質疑応答の模様。「常陸太田ハイビジョン映像日誌」様の撮影・制作の映像をエンベットさせていただきました。
東海第二発電所運転再開についての質疑応答
(2011/10/3)
東海第二発電所の再開に関する最終的な決定は橋本知事が判断するシステムとなっている。この判断の参考に知事も答弁で述べられている茨城県原子力安全対策委員会の答申が重要であることは容易に想像ができる。この専門家からなる委員会は10名の定員から4名が増員され14名となった。その増員された専門家の中に東京電力寄りとされている東京大学の関村直人教授が任命されており再開反対派に緊張が走った。
というのも安全対策委員会は原則的に議事録を含めて全てが非公開で運営されるしくみで震災の検証と県民の生命と財産を守る提言をどのような思考過程で責任を持って決定されるのかが見えないため、氏の任命がなしくずしてきに再稼働するための布石ではないかと思われたからだ。
事は命の安全性にかかわる問題であるので議事録公開の対応くらいはしていただかないと、知事がどのような判断をされてもなかなか理解されるのは難しいのではないかと思うのは筆者だけではないだろう。
と、映像日誌管理者は、東海第2原発の早期運転再開への懸念を示されています。
少なくても、密室の議論は絶対に許されません。原子力安全対策委員会の議論の公開は、私ども公明党も強く求めてまいりたいと思います。