2月9日、井手よしひろ県議は、東日本大震災や福島第1発電所事故の被災者を支援するために、被災者のペットを一時的に預かる施設「東日本大震災東京都動物救援センター」を視察しました。センター長の山口千津子先生、東京都福祉保健局佐藤正基課長から詳細な説明をしていただきました。


動物救援センターは、東京都が土地や施設を提供し、動物愛護団体や獣医師会などでつくる「動物救援本部」が運営を行っています。現在は、犬13頭、ネコ10頭を預かっています。都内に避難している被災者のペットの犬や猫を預かり、獣医師が定期的に健康状態のチェックを行います。避妊手術や様々なワクチン接種も行います。
犬舎が2棟・ネコ舎1棟と3棟の収容施設、事務棟、治療棟、洗浄(洗濯)棟などプレハブ造りの6施設から構成されています。施設内には動物が運動できるパドック(ドックラン)も整備されています。
犬舎・ネコ舎は広々とした個室で、空調施設も完備しています。犬と猫合わせて30匹ほどを収容できます。
佐藤課長は「被災地から一緒に避難してきているということで、ペットは被災者にとって家族同然。心の支えになっているワンちゃん、猫ちゃんを東京都として支援したい」と語りました。
山口センター長は、「被災者とそのペットは一体のものと捉えて、避難所などでも扱うことが基本中の基本。そのためには、飼い主も平時からペットのしつけやケージなどの防災用品を整備することも心がけてほしい」と強調しました。また、「ペットの身元を明らかにするために“マイクロチップ”の普及も不可欠」と指摘しました。
井手県議は、「茨城県でも地域防災計画などにペットの避難について明示するなど、この震災での教訓を次に活かすことに努力したい」と語りました。
参考:東日本大震災東京都動物救援センターのHP
参考:東京都のペットの震災対策啓発紙(PDF版)
「東日本大震災東京都動物救援センター」の開設を伝える東京MXテレビのニュース番組(2011/10/11付け)
犬舎が2棟・ネコ舎1棟と3棟の収容施設、事務棟、治療棟、洗浄(洗濯)棟などプレハブ造りの6施設から構成されています。施設内には動物が運動できるパドック(ドックラン)も整備されています。
犬舎・ネコ舎は広々とした個室で、空調施設も完備しています。犬と猫合わせて30匹ほどを収容できます。
佐藤課長は「被災地から一緒に避難してきているということで、ペットは被災者にとって家族同然。心の支えになっているワンちゃん、猫ちゃんを東京都として支援したい」と語りました。
山口センター長は、「被災者とそのペットは一体のものと捉えて、避難所などでも扱うことが基本中の基本。そのためには、飼い主も平時からペットのしつけやケージなどの防災用品を整備することも心がけてほしい」と強調しました。また、「ペットの身元を明らかにするために“マイクロチップ”の普及も不可欠」と指摘しました。
井手県議は、「茨城県でも地域防災計画などにペットの避難について明示するなど、この震災での教訓を次に活かすことに努力したい」と語りました。


「東日本大震災東京都動物救援センター」の開設を伝える東京MXテレビのニュース番組(2011/10/11付け)