参考写真 4月28日、「NPO法人コミュニティNETひたち」の設立10周年記念式典が盛大に開催されました。設立以来のメンバーの一人である井手よしひろ県議は、お祝いのご挨拶をさせていただきました。
 コミュニティNETひたちは、平成13年12月2日に設立され、翌平成14年4月21日にNPO法人として茨城県から認証を受けたNPO法人です。
 定年を迎えたシニアや子育てを終えたご婦人は仕事の豊富な経験から、技術や業務のノウハウ、キャリアを持っています。また生活や文化の深い経験、知識もあります。こうした知的なノウハウを地域コミュニティで発揮できないだろうか、情報技術(IT)を通じて地域社会に貢献できないだろうか、そんな思いが「コミュニティNETひたち」の設立につながりました。
 小学校のパソコン学習支援、地域のパソコン教室等の活動など茨城県のコミュニティビジネスの魁けとして高く評価されています。現在の会員は約120人です。
 この日の式典で内田芳勲理事長は、設立以来10年の活動を振り返ると共に、次の10年に向けて以下の3つの決意を強調しました。
  • NPO法人の役割は地域に提案して、または地域の委託を受けて「無」から「有」を生じさせること。“0”が続くところを“1”とすること。

  • 少子高齢化が一段と進み、通信手段、通信端末の多様化の時代、「ITのスキルで地域に貢献」の設立趣旨は益々光を帯びてきている。

  • 常に地域に提案できるスキルと活力を持ち続けるよう、10周年を機に、決意を新たに取り組んでいきたい。