JR日立駅で県議会報告

北茨城市役所で震災復旧のためのグループ補助金について担当課と意見交換

大津漁港の復興状況を現地調査

六角堂の復旧状況を現地調査

日立地区・大みか地区の中小企業者を訪問(震災復興の各種施策について)

北茨城市内で県議会報告

参考写真
 昨年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」とそれに伴う「大津波」により、岡倉天心が拠点とした茨城県北茨城市五浦地区は甚大な被害をこうむりました。特に、天心自らが明治38年に建設した「五浦の六角堂」は10メートル近い津波により土台だけを残して流失致しました。また、天心邸も床下まで津波の浸水を受け、壁に大きな亀裂が入りました。
 この「五浦の六角堂」被災のニュースは全世界へ周知され、日本だけではなくインドやボストンなどの数多くの関係者の方々から、復興に協力したいとの声が寄せられました。日本近代美術の新たな飛躍の地として、天心をはじめ、横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山らが活動した五浦の地をそれらの多くの方々と手を携えて復興するために、茨城大学を中心として「岡倉天心記念六角堂等復興基金」が設立され、再建に向けての募金事業が展開されました。
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 本年4月17日。六角堂再建工事が完了し、関係者を招いて竣工式が行れました。天心と同じ齢の「太郎杉」、創建当時と同じ「天然ベンガラ」による彩色、海から拾い上げた破片から復元した「宝珠」、愛知・三州で焼き上げた「桟瓦」、製法にこだわりイギリスから取り寄せた「ガラス」、復元された「六角形の炉」等など──まさしく「天心の」六角堂が蘇りました。

歩数【2000】歩・移動距離【195】km