
福島市では、市民約29万人を対象に、内部被ばくの状況を調べる健康調査を実施しています。汚染の度合いが高い地域から、妊産婦や中学生以下の子どもを優先して、調査は進められています。この日、第三小学校では市が独自に購入した移動式のホールボディカウンター(購入費約1億円)によって、子どもたちの放射性物質の量が計測されていました。
なお、現在まで預託実効線量1mSvを超える児童は、一人もいませんでした。

平成24年3月31日までの内部被ばく検査の結果は以下の通りです。
平成23年6月27日から平成24年3月31日までに31,622人が検査を受けましたが、全員、健康に影響が及ぶ数値ではありませんでした。
なお、3月度の結果では検査した8,905人全員が1mSv未満でした。
4月は、福島市、伊達市、郡山市、いわき市、川俣町、鏡石町、西郷村等の18歳以下の子ども、妊婦を優先に検査を実施しており、5月は、福島市、国見町、大玉村、郡山市、鏡石町、西郷村、いわき市等で実施する予定です。
平成23年6月〜平成24年3月 検査人数 31,622人
検査結果 | 預託実効線量 1mSv未満 31,596人 1mSv 14人 2mSv 10人 3mSv 2人 |