参考写真 6月25日、茨城空港利用党促進協議会の平成24年度総会が、水戸市内のホテルで開催されました。
 茨城空港は、東日本大震災で空港ビルの屋根が破損するなどの被害を受けましたが、3日後の3月14日から再開。原発事故による風評被害などで、ソウル便が運休するなど厳しい環境が続いています。地元小美玉市や県などは、空港ターミナルビルを活用したイベントを1年間で152回(延べ日数781日)開催するなど積極的な誘客策を行いました。
 その結果、ターミナルビルの来場者が5月3日に、200万人を突破しました。平成22年3月11日の開港以来の来場者は、1年目が約78万人、2年目が約98万人。3年目の3月11日以降も神戸、上海便の増便やビル内のコーヒーショップ、韓国グッズ販売店の開設などに伴い、順調に来場者数を伸ばしています。
 6月23日から春秋航空上海便の定期便化、7月1日からのスカイマーク社の沖縄便就航など、茨城空港には追い風が吹いています。地元、小美玉市では空の駅構想も進行中であり、今後が期待されます。
東日本大震災(2012年3月11日)以降の茨城空港の動き
平成23年3月11日参考写真
開港1周年記念日に、東日本大震災が発生。国際線2便が緊急着陸するなど首都圏空港の危機管理に大きな貢献。ターミナルビルの天井板が落下するなど13日まで閉鎖される。
3月14日スカイマーク神戸便、札幌便が運航再開。ソウル便のみ運休
4月1日上海便が運航再開(不定期運航;月7便程度の運航)
5月26日ターミナルビル来場者100万人達成
6月1日スカイマーク札幌便が、1日2往復に増便
7月26日参考写真
空港公園に退役自衛隊機(F14ファントム)を展示
10月20日CAPA「ローコストエアポート・オブ・ザ・イヤー2011」を受賞
11月15日春秋航空上海便が週5便に増便
平成24年3月1日スカイマーク神戸便が1日2往復に増便
カフェコーナー「SKYLIGHT・CAFE」開設
3月25日春秋航空上海便が週6便に増便
4月4日韓国グッズなどの物販店舗「韓国Plaza」開設
5月3日ターミナルビル来場者200万人達成
5月22日春秋航空上海便における輸入貨物の取り扱い開始
6月23日春秋航空上海便が定期便化
7月1日スカイマーク那覇便が就航