10月18日、公明党の石井啓一政務調査会長(党茨城県本部代表)は、環境省で園田康博副大臣と会い、放射性物質に汚染された「指定廃棄物」の最終処分場について、政府が候補地とした同県高萩市内での建設の白紙撤回を求める申し入れを署名を添えて行った。井手よしひろ県議や今川敏宏・菊地正芳市議のほか、草間吉夫同市長が出席しました。
署名は党同県本部高萩支部が行い、総数は約2週間で9263人に達しました。
席上、石井氏らは「(国からの)突然の通告で市民としては受け入れがたい」と主張。東京電力福島第1原発事故の被害者である「高萩市民の真心、努力、苦労を踏みにじる行為だ」などと訴えました。
園田副大臣は「署名の重さは身につまされる。しっかり受け止めて、しかるべき時には、私なりの答えを持っていく」と応じました。