参考写真 10月22日、つくば市議選が告示されました。公明党から小野やすひろ、はまなか勝美、山本みわの3氏が立候補し、定数28に対して35人が名乗りを上げた乱戦に挑戦しています。
 3候補の応援に駆けつけた井手よしひろ県議は、つくば市内一円で街頭演説に立ち、各候補への支援を訴えると共に、いたずらに延命に汲々とする野田民主党政権を厳しく批判しました。
 井手県議は、19日に行われた民主、自民、公明の3党首会談で、野田佳彦首相が「近いうちに信を問う」と国民と約束しながら衆院の解散時期を示さなかったことについて「民主党の輿石東幹事長が『具体的な提案がある』と言って党首会談を導いておきながら、それに対応する答えはない。こういう首相を誰が信じろというのか」と強く批判しました。
 その上で、新聞各紙の論調を紹介。日本経済新聞が「衆院選を先送りするためだけに政権にしがみつかれては国民が迷惑する」、産経新聞が「首相の対応は無責任そのもの」と、野田政権に厳しい評価を下していると語りました。さらに、内政・外交とも重要課題が山積する中、政治を機能させられない野田首相に対して、「もはや民主党だけで政治を動かす力があるとは思えない」「自公両党が求める早期の解散も逃げてはならない」と、朝日新聞の記事を紹介し、マスコミも一刻も早く国民に信を問うよう迫っている、と強調しました。
 また、井手県議は、党首会談で野田首相が来年度予算編成に意欲を示したことに関して、「野田政権に新年度の予算を組む資格はない。国民に信を問うた上で、新政権が予算を組むべきだ。そのためには、山口代表が提案した12月9日総選挙が、ぎりぎりのタイミングだ」と早期解散の必要性を訴えました。