
10月23日、井手よしひろ県議ら県議会公明党議員会は、笠間市福田の最終処分場“エコフロンティアかさま”を訪れ、9月から始まった宮城県石巻市からの震災がれきの搬入状況を現地調査しました。これには、高崎進県議をはじめ、来夏の参院選予定候補・平木大作氏、党千葉県本部の関係者も参加しました。
エコフロンティアかさまでは7月19、20日に石巻市の災害廃棄物について試験焼却を実施しました。放射能濃度などを測定した結果、問題がなかったことから正式に受け入れを決定。8月30日から不燃物、可燃物の受け入れを始めました。
現在は、土曜・日曜日を除く毎日、可燃物25トン程度、不燃物50トン程度を受け入れ、処理を行っています。不燃物は人の手で選別したコンクリート片やれんが、瓦、ガラスなどで、作業が軌道に乗った後は1日100トン程度に増加させることも見込んでいます。エコフロンティアかさまでは、2014年3月までにがれき3万7500トンを受け入れる計画です。

エコフロンティアかさまに搬入されるがれきは、石巻市雲雀野町の2次仮置き場から搬出されています。がれきはクレーンなどでトラックに積み込まれると、放射線量を検査したうえで笠間市へ向かいます。350キロ余りの道のりを6〜7時間かけてエコフロンティアかさまに到着。検量上の前でもう一度放射線量を検査され、処理されます。
空間量値は、毎日エコフロンティアかさまのホームページで公開されています。
10月の計測結果は、0.07〜0.11μSv/hであり、バックグランド(エコフロンティアのそもそもの空間線量)と同程度か、いくぶん低い値となっています。
震災がれきの搬入が問題なく進んでいる状況が確認できました。
なお、同行した平木氏からは、レベニュー債を導入した経緯や資金調達の条件の違いなどの質問が寄せられました。
空間量値は、毎日エコフロンティアかさまのホームページで公開されています。
10月の計測結果は、0.07〜0.11μSv/hであり、バックグランド(エコフロンティアのそもそもの空間線量)と同程度か、いくぶん低い値となっています。
震災がれきの搬入が問題なく進んでいる状況が確認できました。
なお、同行した平木氏からは、レベニュー債を導入した経緯や資金調達の条件の違いなどの質問が寄せられました。
