
1月18日、井手よしひろ県議ら公明党茨城県本部の新春の集いが、水戸市のホテルで盛大に開催されました。この日の新春の集いには、山口那津男公明党代表、石井啓一党政調会長ら公明党県本部の関係者、橋本昌茨城県知事、岡田広自民党県連会長、高橋靖水戸市長など来賓、あわせて約600名の皆様にご参加いただきました。
党を代表して登壇した山口代表は「故郷・茨城の皆さま、新年あけましておめでとうございます」と年頭の挨拶。その上で、昨年12月の総選挙の大きなご支援に対して感謝の言葉を述べました。
冒頭、新たな自公政権の課題に関して「連立合意の中で最も強調した事は、景気経済を押し上げようということ。そしてもう一つは、東日本大震災からの復興を加速させるということです」と語りました。「公明党は選挙期間中から10兆円の大型補正予算を編成すきだと主張してきました。自民党の皆様にもご理解をいただき、真水で10兆円の補正予算が出来上がったわけです。これからは、出来るだけ早く補正予算を成立させ、当初予算と連動させて“15カ月予算”として、日本経済を盛り上げていきたい」と決意を語りました。

また、「これからの日本の政治はスピード感が大事、その上で皆さまの期待を汲み取って、きめ細やかに対応することが大事」と強調。「我々公明党は、市町村議員、県会議員そして国会議員が連携プレー、ネットワークを生かして、政策を実現すのが持ち味。経済のことが注目されていますが、これからの時代は福祉、社会保障も重要。社会保障国民会議の議論もスタートしました。夏までには一定の結論を導きたいと思います。子育て、医療、介護についても結論を出していきます」と語りました。
さらに、「外交の問題。民主党政権の中で相当な軋轢が生まれてしまった。これを一つひとつ丁寧に改善をして、安定した外交関係に作り直していきたい」と抱負を語りました。「近隣諸国とも領土をめぐって主張がぶつかりあっていますが、こうした困難な問題を解決するためには、政治家自らが対話の道を開くという気概が必要」と指摘。その上で、22日から25日まで中国を訪問することを報告し、「議員外交を通じて絆を太くすることが大事。政府よりも国を動かしている政党(中国共産党)と政党が対話することも大きな意味があると思います」と語りました。
結びに、この夏の参議院選挙に触れて、「参議院でも自公合わせて過半数を獲得する」と決意を表明。「今日ご紹介した候補者(全国比例区・平木だいさく氏、埼玉選挙区・矢倉かつお氏)は、若輩ではありますが大きな可能性をもった候補者です。皆さま方の大きなご支援をいただきたい」と訴えました。
山口代表の挨拶に先立ち石井県代表が、衆院選で当選を果たした岡本三成氏と参院選の予定候補平木だいさく氏、矢倉かつお氏を紹介しました。
来賓を代表して橋本知事、岡田自民党県連会長、高橋水戸市長が、公明党の活動に期待を込めて挨拶をしました。