
日立市では、8年前に廃線となった旧日立電鉄の線路跡地を専用道路として整備して、バスを走らせる新たな公共交通網「ひたちBRT」の計画が進められています。
3月24日、その第一期工事が完成し運行開始記念式典が行われました。日立市の吉成明市長や関係者らおよそ200人が参加し、テープカットとくす玉割りの後、運行される2台のバスがお披露目されました。
BRT(Bus Rabit Transit System)は専用道路を走るため、時刻表通りに運行できるのが特長です。日立市は平成32年度を目標に市内の久慈地区からJR日立駅までのおよそ13キロの区間で運行させる計画です。
第一期工事は、久慈地区の「おさかなセンター」から「JR大甕駅」までのおよそ3.2キロで、専用道路区間は1.3キロあります。「ひたちBRT」は平日は1日36往復、休日は1日24往復運行され、1回の運賃の上限は200円となっています。

この動画は、24日の地元試乗会で撮影した南部図書館から臨海工場西までの区間1.3キロの走行の模様です。バス運行事業者の許可をいただき井手よしひろ県議が撮影しました。