130426大みか6丁目交差点<山側道路>066-001
 4月26日、井手よしひろ県議は、25日に開通した日立山側道路の国道6号アクセス(久慈町6丁目交差点)の渋滞状況を午前8:00〜10:00まで約2時間、現地調査しました。
 大みか6丁目交差点が大幅に改良され、6号側の通過時間は上下線とも短縮できたようですが、山側道路から水戸方面に抜ける車両は、かえって渋滞が酷くなってしまったようです。
 日立山側道路は、国道6号の渋滞緩和をはじめ、災害時における避難路や緊急輸送道路としての役割を担う全体約6.1キロの道路です。南側を日立市を、北側を県が日立笠間線の一部として整備しました。これまで石名坂から塙山までの約4キロ区間の供用でしたが、残る塙山から大久保までの区間(約2.1キロ)の工事が完了したことから、3月26日から全区間が供用されています。
 25日に開通した大みか町6丁目交差点と山側道路結ぶ区間(日立山側道路の国道6号アクセス)は、工事中に硬い一枚岩の岩石が露出したために、工事予定が一ヶ月遅れました。
 アクセス道路の完成に伴い、通行路も大幅に変更となりました。
 従来国道6号の石名坂を登り切った箇所に設置されていた山側道路の結節部は、下り方向の一方通行と変更されました。6号側からは下り線、上り線両方向から侵入できます。しかし、山側道路から国道6号に出る場合は、必ず大みか6丁目交差点を通過することが必須となりました。
 このために、山側道路から6号線に右折する車両の渋滞が激しくなっているものと思われます。渋滞の緩和には、今後この区間は、今後国道6号石名坂4車化工事の進展により、大きく交差点の形状や国道の幅員も変わるため、暫定的な交差点の改良や信号の点灯時間の調整などが必要になります。
 井手県議は26日の調査を踏まえ、以下の改良を行うよう日立市や国土交通省、日立警察署などに要望してまいります。
参考写真
  1. 国道6号大みか6丁目交差点の山側(西側)から右折して進入する車両の右折信号の時間延長。県道日立港線から直進して山側道路に進入する車両は比較的少ないため、山側から右折車両を優先的に交差点を通過させる。
  2. 大みか6丁目交差点と南方向にある旧道との交差点との信号連動を調整する。両交差点は距離的に近いため、山側道路を右折して国道6号上り線を通行する車両が、旧道との交差点で停止信号のため待たされ、結果的に長い渋滞となる。
  3. 山側道路から大みか6丁目交差点に進入する道路は右折レーンと直進・左折レーンとに分けられているが、直進・左折レーンが短いために右折車の渋滞に拍車をかけている。直進・左折レーンを大幅に延長し、片側2車線として運用する。
  4. 自動車の通行とは別の課題であるが、山側道路アクセスは両側が高い擁壁となっているにもかかわらず、その擁壁の上部に簡単に通行人が歩いて登れるようになっている。特に子どもたちにとって非常に危険な状況と言わざるをえない。早急にフェンスなどを設置し、通行人が容易に侵入できないようにすべきである。