5月21日、公明党の時局講演会が県民文化センター(水戸市)で開催されました。これには、石井啓一党政調会長、平木だいさく参院比例区予定候補らが出席。上月りょうすけ選挙区予定候補(自民党公認)、高橋やすし水戸市長、山口伸寿笠間市長、阿久津藤男城里町長らを来賓として迎え、盛大に開催することが出来ました。
このブログでは、石井政調会長の話を前半をまとめてみました。
- 皆様、最近の公明党のポスターを見ていただけましたでしょうか。公明党は参院選に向けて「安定は、希望です。」と訴える、新しいポスターを作成いたしました。
- 昨年の衆院選の結果、衆議院では自民党と公明党で過半数の議席を有しているものの、参議院では現在、与党で過半数を有していません。そのため衆参で議決の違う"ねじれ現象"が生じるなど、不安定な状態が続いております。
- 今重要なのは、政治を安定させ、国民の皆様に暮らしの安心と将来への希望をもたらす政策を着実に実行することです。そのためには、参議院における現在の不安定な状況を解消しなければなりません。
- 私たちが訴える「政治の安定」には二つの役割があると考えます。一つは、政治の意思決定を迅速かつ、確実に進めることができるということです。わが国における喫緊の課題は経済の再生と東日本大震災からの復興の加速です。これらの課題解決に向けては、安定した政権による政治の意思決定力が不可欠です。
- もう一つの大事な役割は、国民の目線に立った公明党が、国民が望む政策を推進していくことです。政治の役目は、皆様の生活の現場、仕事の実態をつぶさに捉え、国民の望む政策を実現することです。そうでなければ、理念先行になり、力で押し切ろうとする政治に陥りかねません。それでは、国民の意思を真に反映しているとはいえません。
- 公明党は、全国に約3000人を擁する地方議員と国会議員がネットワークを組み、迅速な意思疎通によって、現場の声を確実に政策に反映しています。 地に足のついた公明党が、連立与党の中でしっかりと足場を固め、国民が本当に望む政策を推進してまいります。
- 今回の参院選は、今後の日本の針路を担う政党や政治家を選ぶ重要な選挙です。そこで問われるべき争点は、現在の連立政権の取り組みの是非であり、経済の再生、震災復興が本当に進むかどうかです。公明党は、全国に張り巡らされたネットワーク力を最大限に生かしながら、「大衆とともに」という立党精神を胸に抱き、国民の皆様が真に望む政策の実現を目指して、頑張ってまいります。今後とも、公明党に力強いご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。