茨城県内の市町村別投票率マップ 7月21日投開票された参院選茨城選挙区の投票率は49.66%で、前回2010年の55.11%を5.45%も下回わりました。参院選の投票率が50%を下回るのは、1995年以来6回ぶりとなりました。全国平均(52.61%)にも遠く及ばず、順位は全国41位と低迷し前回から一つ下げました。
 県選挙管理委員会の集計によると、当日有権者数は241万8255人で、投票者数は120万809人でした。
 市町村別の投票率は、町長選が同日行われた利根町の68.59%が最も高く、60%を超えたのはただ一つだけでした。反対に最も低投票率だったのは、坂東市で39.95%と、唯一40%台を割り込みました。
 期日前投票の投票者数は、最終的に31万1708人に達し、前回比8.7%増となりました。選挙人名簿登録者数の12.80%に達しています。
 また、期日前投票の拡大などによって、投票日当日の投票時間を繰り上げる市町村が多くなっています。茨城県内ではすでに全体の4分の3にあたる33市町村が投票時間を繰り上げています。繰り上げている市町村と投票率の相関性は特段ないようですが、投票率が5割にも達しない地域で投票時間を短くすることの是非は、今一度議論されるべきだと思います。
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