ミャンマー国際航空
 8月19日、茨城空港と経済成長が著しいミャンマーとの間で年内を目途に、週3便のプログラムチャーター便の運航を開始することについて、橋本知事とミャンマー国際航空のキン会長が基本合意し、覚書に調印しました。
調印式 ミャンマー国際航空(Myanmar Airways International)は1993年8月に設立された航空会社。直行便はことし中にも茨城空港とミャンマー最大の都市、ヤンゴンとの間を結ぶ定期チャーター便として週に3往復、運航される予定です。将来は定期便としての就航も念頭に置いています。
 民主化に伴い、経済成長が進むミャンマーには日系企業の進出が増えていて、茨城県とミャンマー国際航空は今後、ビジネスや観光での利用拡大に期待を寄せています。
 ミャンマー国際航空のキン・マウン・ラット会長は「本日はミャンマーと茨城で無事覚書を結ぶことができた記念すべき日になりました。観光・ビジネスのみならず、文化・経済あらゆる面での両国間の交流が深まることを期待しています。定期チャーター便の運航で両国の交流を増やしたい」と話していました。
 一方、橋本昌知事は「ミャンマーは今後の成長が大変期待されている国だと思います。今後できるだけ早く初便が運航され、それがミャンマーの発展に大きく寄与していくことを願っています」とコメントしました。
 ミャンマー便就航は、茨城空港の立地の良さや使いやすさが評価された結果です。その上に、長年の民間ベースの外交の成果でもあります。医療を通して東南アジアと日本の友好交流を進めてきた県内の一民間人の努力が、ミャンマー便就航を競う他の空港を押しのけて、茨城空港が選ばれた大きな要因です。