ひたち医療センター新病院起工式 1月24日、社会医療法人「ひたち医療センター」の新病院の起工式が盛大に行われ、井手よしひろ県議も来賓として出席しました。
 新病院建設は、現在の敷地にある本館旧棟、リハビリ棟、愛宣寮を解体し、これらの跡地に新病棟を建設します。新病棟は、一般病床132床、療養病床28床を備える地上6階建て、延べ床面積8505平方メートル。すでに本館棟などの解体工事は完了し、平成27年4月には新病棟の供用を開始する予定です。その後、現在の病棟の解体工事に入り、2年度の平成28年3月には全工事を完了する予定です。
ひたち医療センター ひたち医療センターの前身である秦病院は、昭和38年5月秦外科医院として開院しました。昭和42年 4月医療法人愛宣会として法人化。平成24年11月には、昭和大学と「協定病院に関する基本協定」を締結。平成25年9月、救急医療に力を注ぐ県内初の社会医療法人として認定を受け、病院名を「ひたち医療センター」と改称しました。併せて、医師派遣などで支援を受けている昭和大との関係も強化され、昭和大の「連携病院」となりました。


 昭和大学は、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部(看護、理学、作業療法学科)、大学院、看護専門学科を持つ医学医療系総合大学で、学生が約4100人在学しています。大学病院、藤が丘病院(横浜市)など8カ所の付属病院(約3000床)があり、連携病院も東京都公社荏原病院ほか3病院あります。連携病院は、小田原市立病院、北見赤十字病院(北海道)、ひたち医療センターと国内で3カ所になりました。
 日立、高萩、北茨城3市の救急医療の中核を担うひたち医療センターは過去3年間、平均で年787件の救急車を受け入れています。

ひたち医療センター新病院見取り図