肢体不自由児施設から、重症心身障がい児、発達障がい児まで広くカバー、在宅支援事業も新設
3月28日、水戸市吉沢町に「愛正会記念茨城福祉医療センター」がオープンし、井手よしひろ県議は竣工記念式典に来賓として出席しました。
茨城福祉医療センターは、肢体不自由児施設「県立こども福祉医療センター」の老朽化に伴い、その機能を担う社会福祉法人愛正会(会長:金川一郎氏)が運営する民設民営の施設です。
旧センターの老朽化と県民のニーズの変化から、県は全面的な建て替え、再整備を計画してきました。迅速に利用者のニーズに対応できる施設にしようと、民営化することとし、施設建設や運営を公募しました。日立市や高萩市で、病院や福祉施設、介護施設などを広範に展開する愛正会が公募に応じ、県が委託しました。
茨城福祉医療センターは鉄骨3階建てで、延べ床面積は約1万3000平方メートル。総工費は約45億8400万円。入所病床は計135床。民営化に伴い、肢体不自由児だけでなく、重症心身障害児も入所可能となったほか、訪問リハビリやデイサービスなど在宅支援事業も新設。また、県立水戸特別支援学校の分教室も設置しました。
新たに内科、歯科、皮膚科を開設。機能訓練の充実へリハビリテーション科を独立させ、理学・作業・言語聴覚の3療法士も、従来の11人から28人に増員し訓練の回数を増やすことにしました。特に障がい児の歯科診療は、通常の歯科医院では難しく、開所前から非大きな期待が寄せられています。
また、県内では初の試みとして、レスパイトセンターが設置されました。家族の支援に、看護師などが当たっていく施設として、障がい児を持つ家族にとっては大きな朗報です。
この他、発達障がい児への対応も行うことになっています。発達障害専門外来をはじめ、充実した発達障害に対する充実した機能を有しています。また、沐浴施設を完備した放課後等デイサービスを行うことにしています。
完成記念式典で、金川会長は「子どもたちが喜んで集まり、外に出ていける開放的な施設にしたい」とあいさつ。来賓を代表して橋本昌知事は、「利用者個々人の需要に応えられる施設・運営になっている。県としてもしっかりと支援をしていきたい」と祝辞を述べました。
茨城福祉医療センターは、あらゆる障害をもつ子どもさんやその家族にとって、大きな支えとなると確信します。
新たに内科、歯科、皮膚科を開設。機能訓練の充実へリハビリテーション科を独立させ、理学・作業・言語聴覚の3療法士も、従来の11人から28人に増員し訓練の回数を増やすことにしました。特に障がい児の歯科診療は、通常の歯科医院では難しく、開所前から非大きな期待が寄せられています。
また、県内では初の試みとして、レスパイトセンターが設置されました。家族の支援に、看護師などが当たっていく施設として、障がい児を持つ家族にとっては大きな朗報です。
この他、発達障がい児への対応も行うことになっています。発達障害専門外来をはじめ、充実した発達障害に対する充実した機能を有しています。また、沐浴施設を完備した放課後等デイサービスを行うことにしています。
完成記念式典で、金川会長は「子どもたちが喜んで集まり、外に出ていける開放的な施設にしたい」とあいさつ。来賓を代表して橋本昌知事は、「利用者個々人の需要に応えられる施設・運営になっている。県としてもしっかりと支援をしていきたい」と祝辞を述べました。
茨城福祉医療センターは、あらゆる障害をもつ子どもさんやその家族にとって、大きな支えとなると確信します。